空気調和換気設備工事の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた空調機器据付け実習を通して、欠陥や問題点を未然に予測し防止するための施工技術を習得します。
1.コース概要及び留意事項
(1)コースの目的
(2)専門能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
2.問題点の整理
(1)施工後に発生が予測される欠陥・施工上の問題点など取り組むべき課題を抽出
(2)問題点の整理、専門的能力の確認
3.設備配管工事の施工条件
(1)工事仕様の確認、検討
(2)配管材料の選択及び規格の確認
(3)施工基準及び施工方法の決定
4.空調機器据付け実習
(1)支持・据付け
(2)冷媒配管の加工及び接合
(3)ドレン配管の加工接続
(4)欠陥発生の有無の確認
5.漏洩検査
(1)真空乾燥・真空漏洩検査
(2)冷媒配管の加圧テスト
(3)ドレン配管の通水テスト
(4)冷媒の追加充填
(5)各断熱工事
6.試運転
(1)試運転
(2)能力測定
(3)評価、確認
7.問題解決実習
(1)細目2で整理された発生が予測される欠陥の発生や問題点について、各部測定により確認
(2)課題の対処について検討・改善
8.成果発表、まとめ