前職は、プログラムの評価を行っておりましたが、退職することになり、経験を生かした仕事を探していました。その間、再度自分がやりたいことについて考え直し、やはり形あるものの製造に携わりたいと強く思いました。その話をハローワークで相談したところ、ポリテクセンター群馬を紹介されました。施設見学会で訓練内容を実際に見て、訓練体験もさせていただき、「自分の求めていたものはこれだ!」と思い、受講することに決めました。
修了者の活躍事例 CADものづくりエンジニア科 (旧CAD/NC技術科)
修了生 青木さん 就職先:鈴木工業株式会社 DX室 設計グループ
姿形あるものを
未経験者でも金型製作の仕事ができるようになった
CADものづくりエンジニア科(旧CAD/NC技術科)では、製図の規則、CADの操作や、汎用工作機械、NC工作機械の訓練を行っています。就職して、最も役に立ったのは製図の規則で決められている線の種類です。どんな線が、製品形状のどういったところに使われているのかが決められています。CADで3次元の金型形状を作るときに、それぞれの線が使われている部分は見えるところにあるのか、見えないところにあるのか、線の種類の違いにより理解できます。とても役に立ちました。様々な訓練のどれかが必ず役に立つと思います。
金型製作の効率化を目指したい
いままで金型設計を行ってきましたが、金型設計、製作の効率化ができないか考えています。異なる種類の金型設計、製作が部分的にでも1回で出来れば、その分時間が節約できます。ポリテクセンター群馬に入所する前は、金型なんて全くわからない素人でしたが、やりたいと思っていた仕事に就けて満足です。皆さんもポリテクセンター群馬で基礎を学びながら自分がやりたい仕事を見つけてください。
就職先企業での活躍(鈴木工業株式会社 DX室 設計グループ)
青木さんの業務
主な業務は、自動車部品の金型設計です。2次元図面を確認しながら3次元のモデリングを行い、金型製作用のデータを作ります。複雑な形状を理解し、ミスの無いようモデリングする、非常に気を遣う作業です。
採用者の声(鈴木工業株式会社 DX室 室長 鈴木様)
当社の従業員は36名です。ポリテクセンター群馬の出身者はで青木さん1名です。青木さんは初めての業務も積極的に勉強し、力をつけてくれています。金型関係の技術雑誌にも掲載されたことがあります。ポリテクセンター群馬の受講生の方には、指示待ちの態度ではなく、積極的に質問や提案をする人材になってほしいと思います。
鈴木工業株式会社
・事業内容 自動車用を主としたプレス金型の設計製作
・本社工場
所在地 〒373-0847
群馬県太田市西新町135-8
TEL 0276-33-9533 FAX 0276-31-9501
・創立 1964年 ・資本金 10,000千円
・従業員 36人
・尾島工場
〒370-0402 群馬県太田市阿久津99
・第三工場
〒373-0847 群馬県太田市西新町7-9