訓練期間中は他の受講生達と休憩時間等で雑談をして楽しく過ごすことができました。訓練施設内では積極的に自分から挨拶をするよう心掛けました。そうすることで気持ちも良いですし、その習慣が今の会社でのコミュニケーションでとても役に立っております。また、訓練は質問をしやすい雰囲気で、技術的な質問をよくしました。これは今の職場でも実践していて自身の技術習得に役立っております。

訓練ではハードウェアとソフトウェアを勉強し、最後に組込みマイコンを使った自走ロボットを製作します。その製作過程で多くの技術的ハードルを苦労しながらクリアしていきました。組込みマイコンのシステムではプログラムが正しいだけではだめでハードウェアの特性をよく知り、その問題点を解決した上でプログラミングをしていかなければならないこと、これを実体験で知ることができました。この経験が今の開発設計業務にとても生かされております。

小暮さんは製品の開発設計における電気系の担当グループに所属しております。入社後の研修期間を経て、現在は電気配線用部品の設計実務を行っています。設計にはCADを使用しますが新たにその操作も習得しております。

弊社のリフトはマイコンで制御しておりますが、その開発にはソフトウェアとハードウェアの両方の知識が必要となります。小暮さんにはまずハードウェアの勉強をして頂いており、それと並行して設計の実務を担当して頂いております。いずれはソフトウェアであるマイコンプログラミングの方も担当して頂く予定であり、小暮さん自身のコミュニケーション力も含めて弊社の明日の技術の担い手として非常に期待しております。

自動車メーカーにOEM採用されている信頼性の高いリフトを製造しております。個人ユーザー様にも「スーパーリフトブランド」として数多くのリフトを長年ご愛用頂いております。福祉車両用の介助用リフト、車両への乗降を補助する昇降・回転シートを始め、車いす収納装置、アシストステップ、また、省人化・省力化を目的とした荷役省力車用の内装式荷物用リフターなど、多様化するお客さまのニーズ、市場の変化にフレキシブルに対応いたします。

（製品例）