70歳までの就業機会の確保に資する中高年齢層向け生産性向上支援訓練のご案内
人材不足の深刻化や技術革新が進展するなか、中小企業等が事業展開を図るためには、従業員を育成し、企業の労働生産性を高めていくことに加えて、70歳までの就業機会の確保に向けて、企業を支えるミドルシニア世代の役割の変化へ対応できる能力や技能、自身のノウハウを継承する能力の育成が重要です。
そこで、生産性向上人材育成支援センターでは、生産性向上支援訓練のメニューとして「ミドルシニアコース」をご用意し、中高年齢層の従業員の“生涯キャリア形成”を支援しています。
ミドルシニアコースの概要
(1)対象者
45歳以上の従業員の方を対象としています。
(※)雇用されている事業主からの指示を受けた方にかぎります。
(2)訓練実施場所
ご要望に合わせて、自社会議室など(企業に講師を派遣)で実施します。
(3)訓練日数
おおむね1~5日(6時間~30時間)で実施します。
(4)訓練内容
“従業員のモチベーションの維持”、“後輩への技能伝承”など、企業の定年延長や継続雇用などにおける課題の解決に効果的なカリキュラムを用意しています。
〇訓練で習得できる要素
【役割の変化への対応】
・求められる役割の理解 ・メンタリング など
【技能・ノウハウ継承】
・作業手順の作成方法 ・研修技法 など
(5)受講料
訓練時間数に応じて、受講者1人あたり3,300円~6,600円(税込)
(6)訓練の実施
専門的な知見やノウハウを有し、訓練の適切な実施が可能な民間機関などに委託して実施します。
訓練受講までの流れ
(1)課題や方策の整理
担当者が企業を訪問し、人材育成に関する課題や方策を整理します。
(2)訓練コースのコーディネート
相談内容をふまえて、課題やニーズに応じた訓練コースを提案します。
(3)訓練受講
所定の期日までに受講料の支払いなどの手続きを行い、訓練を受講してください。
※予算にかぎりがありますので、ご希望に添えない場合があります。
※相談内容によっては、少人数からでも受講できるオープンコースのご利用を提案する場合があります。
ミドルシニアコース(オープンコース)のご案内
生産性向上支援訓練(ミドルシニアコース)をご活用いただくためにお一人様から受講可能なオープンコースを企画しましたのでご案内します。
<特徴>
〇「従業員のモチベーションの維持」「後輩への技能伝承」など、企業の定年延長や継続雇用なの従業員の課題の解決に効果的な内容です
〇演習やグループワークにより人材確保や人材育成に課題を抱える中小企業等を支援する実践的な研修です
〇他社の従業員と一緒にグループワーク等を行うことで自社の強みや課題の気づきに繋ります
〇専門的な知見やノウハウを有する県内外で実績のある民間教育訓練機関等に委託して実施します