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利用者の声

町かどの機構(利用者の声):ニデックモビリティ株式会社

高齢・障害・求職者雇用支援機構は、人材確保、人材育成、雇用環境改善などについて、地域の特性に合わせ、企業、在職者、求職者の方々を支援するために、様々な事業に取り組んでおります。その中から、利用者の声や事業取り組み事例等を紹介いたします。

能力開発セミナー利用者の声をお聞きしました!!

ポリテクセンター中部で実施しました能力開発セミナーの利用者に感想をお聞きしましたので、ご紹介します。

今回はニデックモビリティ株式会社 様です。

教育担当者の声

人事総務部 有澤 暢敏 様 にお話を伺いました。

当社は創業40年の車載電装部品を開発・製造・販売するメーカーであり、世界の13か国で事業展開しています。
"クルマ社会の未来を見据え、「ものづくり力」を進化させ続けて、人とクルマのベストマッチングに貢献します"をミッションとし、制御技術を得意分野としてクルマの電装化・電動化に寄与してきました。2019年から、モーターの世界最大手である日本電産グループの会社として、大きく変化するモビリティ事業の発展に取り組んでいます。
当社では、将来のリーダー候補となり得る若手社員技術者育成の一環として、ポリテクセンター中部の研修を活用させていただいています。我々が開発する車載電装部品は、メカ・ハード・ソフトそれぞれの技術者が知識や技術をすり合わせながら作り上げることで初めて、お客様に安全・安心を提供できる商品となります。若手社員は機械系・電気電子系・ソフトウェアなど各々の強みを持って入社いただいていますが、入社後は自身の強みを磨きつつ、商品として完成させるためには、他の技術との連携が必要であるということを身をもって体感いただきたい、そのような思いで参加いただいています。また、技術者にとっての最大の喜びは技術が"モノ"となって世の中に出て貢献することであり、ものづくりの面白さ、やりがいを感じてもらうことも狙っています。
研修では、ハードやソフトなどの基本的な知識を学んだうえで、ライントレースカーの製作・制御に取り組み、最終的には先輩社員や上司、役員の前でタイムトライアルをおこないます。若手社員は、メンバー同士、切磋琢磨する中で様々な失敗も経験しますが、同期社員の得意分野の知見も学びながら研修を進めます。最終的な結果としては、うまくいく、いかない、様々な状況はありますが、彼ら彼女らの悔しい表情、満足した表情を見て、メーカーの技術者としての大切な一歩が築けたと実感しています。

セミナー受講者の声

BS開21 齋藤 翼 様 にお話を伺いました。

私はポリテクセンター中部の複数のセミナーを通して、電気回路、電子回路、C言語でのマイコン制御技術を学習しました。私の専門は電気電子でしたので、学生時代に学んだことの再確認という面が強かったのですが、その中でも実験を通して新たな知見を得ることもあれば、共に受講していた同期に教えることもあり、自分の理解を深めることができました。ただ、インプットだけでなく知識をもとにライントレースの回路構成や回路定数を自ら考えてみる機会があれば実践的でより面白い講義になるのではないかと感じました。
最後の総まとめに行ったライントレースカー製作と制御プログラムの作成では、いくつものマシンの課題が見つかる中、短い期間の中で何を優先して取り組むのか、どのくらいその作業に時間を割くのかという部分で苦労しました。このような考えは普段の業務でも常に必要だと思いますので、よい練習になったと思います。また、今回のライントレースカー作製では工数の都合上、ハードの部分(回路やタイヤ等の配置)を変えずにソフトの変更のみを行っていましたが、ソフトの変更だけではマシンの挙動を完全には安定させられず、ハードの影響の大きさを実感しました。この体験は今後ハード設計者として業務を行っていくにあたり大事にしていきたいと思いました。

能力開発セミナー

能力開発セミナーは、高度で専門的な知識・技術の習得を目的とした講座です。
お仕事に就かれている方であれば、どなたでも受講いただけます。
詳しくは
ポリテクセンター中部 のホームページをご覧ください。

問い合わせ先

中部職業能力開発促進センター 企画指導部 企画課

TEL

0568-79-0555

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