当社では、一般建築外装建材・店舗内装飾品・厚物曲げ・箱曲げ製品を鉄（メッキ材含む）・ステンレス・アルミ・真鍮などのさまざまな材料で生産しております。

　数年前まで、社内には溶接が出来る社員がいなかったため、溶接工程は全て外注で対応をしてきました。外注を行うと時間やコストに無駄が出るだけでなく、お客様の要望に沿った物が仕上がるとは限りませんでした。また、溶接部の出来栄えが良いのか悪いのか判断し難いところもありました。

　お客様の幅広い要望に応えるために、溶接工程を内製化することは社内の重大課題と思い、ポリテクセンター中部の能力開発セミナーを受講しました。

　ポリテクセンター中部の講習会は２~３日と短期間で、実習時間がしっかり設けられていて、基本的なことも学ぶことが出来ました。

　初めてポリテクセンター中部の溶接講習会を受けてから３年ほど経ち、現在は、溶接工程の内製化ができ、受注する仕事の幅が広がりました。しかし、溶接作業は一部の社員に頼っているので、今後は溶接が出来る作業者を増やしたいと考えています。また、さらなるスキルアップを目標に関連セミナーの受講なども検討しています。

　このような社員教育の場のひとつとして、これからもポリテクセンター中部を活用していきたいと考えておりますので、より高度な講習会の開催を期待しています。