当社は、自動車、産業機械、Web・アプリケーション、建築などを中心に、機械・電気電子・情報・建築を融合した総合エンジニアリングサービスを提供しています。
構想設計・詳細設計から解析、評価、量産支援まで一貫して対応できる点を強みとし、お客様の製品開発を技術面から支えています。
近年は製品の電動化・知能化・高機能化が進む中で、デジタル技術を活用した開発プロセスの高度化にも注力しており、モデルベース開発（MBD）を含む先進的な技術を全社的に取り入れながら、設計品質と開発効率の向上を図っています。

当社では、技術力こそが企業価値の源泉であると考え、技術者一人ひとりの専門性向上と、分野の横断的な技術力の両立を重視した人材育成、若手から中堅・ベテランまで、それぞれの成長段階に応じた育成に取り組んでいます。
そのため、OJTによる実務経験に加え、社内教育や外部機関の研修を組み合わせることで、基礎力から応用力まで段階的に成長できる環境を整えています。

製品開発の高度化に伴い、MBDを業務で活用できる技術者の育成が課題となっていましたが、社内教育だけでは体系的かつ実践的な知識習得が難しいと感じていました。
その中で、ポリテクセンター中部の能力開発セミナーは、現場での活用を意識したカリキュラムが用意されており、当社の育成方針と合致していますので、継続的に活用することで技術力の底上げにつなげていきたいと考えています。

能力開発セミナーは、理論だけでなく実習を通じて理解を深められる点が、受講者が実務を意識しながら学ぶのに非常に有効だと感じています。
講師の方々も実務に即した説明をされるため、受講者からも高い評価を得ています。
また、事前の打合せや受講後のフォローなど、企業の課題に寄り添った対応をしていただける点も大きな魅力です。
今後もMBD関連セミナーに限らず、ポリテクセンター中部の能力開発セミナーを活用しながら、技術者のスキル向上と組織全体の技術力強化につなげていきたいと考えています。