町かどの機構(利用者の声):新川大清商店
高齢・障害・求職者雇用支援機構は、人材確保、人材育成、雇用環境改善などについて、地域の特性に合わせ、企業、在職者、求職者の方々を支援するために、様々な事業に取り組んでおります。その中から、利用者の声や事業取り組み事例等を紹介いたします。
離職者訓練受講生採用企業にお話しをお伺いしました!!
上司の声
ポリテクセンター中部で実施しています離職者訓練「住宅診断CADプランナー科」修了生を採用いただいた事業所でお話を伺いましたので、ご紹介します。
【修了生採用企業】
新川大清商店 代表者 村上 元三
【貴社の事業内容は?】
建設請負業・木材販売
【修了生について】
村上 直美さん(ポリテク中部修了生)が入社して1年5か月になりますが、入社当初より白模型の製作スキルの高さや基本的な建築の知識があり、一般的なビジネスマナーも身についているので、こちらが教えなくても進んで作業をこなせる人材でとても助かっています。
【受講生に向けて】
建設業は現場に行く機会も毎日のようにあるため、現場の職人さんと会話することも多くなります。職人さんは頑固な方や言葉遣いがきつい方もまれにいらっしゃいますが、どんな方とも笑顔で話ができるコミュニケーション能力を身に付けると仕事が楽しくできると思います。
修了生の声
「住宅診断CADプランナー科」を受講された村上さんにもお話を伺いました。
【なぜポリテクセンター中部の住宅診断CADプランナー科に?】
家業の影響で前々から興味を持っており、住宅の設計デザインやインテリアコーディネーターの様々な分野を学ぶ際に独学では時間がかかりすぎることを考慮し、専門学校も検討した結果、短期間で実用的かつ広く建築の知識を学べる職業訓練校への応募を考えました。
【ポリテクセンター中部に通って良かったことは?】
建築のプロセスを知識だけではなく体感できたことが大きく今の私に影響しています。特に住宅のプランニングや白模型の作成、プレゼンテーションまでの体験はとても大きな価値がありました。そのために必要な知識として法規、大工仕事、測量、図面作成などのカリキュラムを得て到達したものだからこそ、最終のプレゼンテーションにしっかり導き出された形にできたのだと実感しました。
【現在のお仕事は?】
住宅現場の監督や配達、SNS管理や前職を生かした名刺・封筒の制作、Photobookの制作の現場などのデザイン作業など、多岐にわたりますが、今回、建築前の新築戸建て住宅の白模型を作成しました。
【住宅診断CADプランナーの受講を検討している人へ】
未経験者に向けた授業が多いですが、住宅以外の建築関係者であっても多くを学べる場だと思います。グループワークが多いので、特に同期の訓練生に刺激を受けました。建築は奥が深く歴史も長いので、ここですべてを知ろうとせず、道すがら色々なことに気づきを得て、目標をもって自分がやりたい仕事を模索していく有意義な時間にしてほしいです。
離職者訓練
離職者訓練は、求職者の方を対象とした、職業に必要な基礎・実技技能及び知識等を身につけ、就職を目指すことを目的とした施設内訓練です。詳しくは ポリテクセンター中部 のホームページをご覧ください。
問い合わせ先
○企画指導部事業課 TEL:0568-79-0512 FAX:0568-47-0677