品質管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた科学的管理手法を通して、統計的手法を活用した品質管理の各種手法について習得します。
1 コース概要
(1)コースの目的
(2)専門的能力の確認
(3)安全上の留意事項
2 品質管理概要
(1)品質管理、品質保証、品質改善(問題解決)
(2)品質管理の重要性
(3)モノづくりの部門のQC的見方・考え方
(4)データの取り方とまとめ方
3 統計的手法を活用した製造・検査工程の品質向上
(1)製造業における統計手法の重要性
イ 製造ラインで作る製品の品質を知るための工程能力指数
ロ 製造業における品質予測の重要性
(2)製造ラインにおける分散と標準偏差
イ 製造ラインの工程能力
ロ 標準偏差を活用した製造ライン状態の分析
(3)正規分布
イ 製造ラインにおける製品検査データの分布について
(4)推測統計
イ サンプリング結果の信頼性の評価法
(5)相関
イ 製造現場で用いるサンプル値の標準化手法
(6)管理図を活用した製造工程の状態分析
イ 製造工程のデータより正常・異常を判断する方法と実例
ロ 製造工程で起きる品質の変化
4 生産現場に活用できる応用課題実習
(1)受講者の製造現場で発生している品質管理上の問題点の整理
(2)受講者の製造現場での問題点に対する具体的解決策
イ 品質管理方法を変更した具体的な解決策
ロ 実行計画書素案の作成、発表、グループ討議
例) フライス盤等を用いた現場での解決策の実施と検証
5 まとめ
(1)質疑応答
(2)コース内容のまとめ
(3)講評・評価