測定作業の生産性向上をめざして、適正化に向けた測定実習を通して、精密で信頼性の高い測定を行うための理論を学び、測定器の定期検査方法を含めた正しい取り扱いと、測定方法、データ活用、誤差要因とその対処に必要な技能・技術を習得する。
1 コース概要
(1)コースの目的
(2)専門的能力の確認
(3)安全上の留意事項
2 測定の重要性
(1)測定と計測について
イ 計測と測定
ロ 測定におけるトレーサビリティ
ハ 測定と検査 測定データにおける不確かさについて
ニ 測定データにおける不確かさについて
(2)測定の重要性
イ 検査と評価
3 長さ測定実習
(1)測定誤差の原因と対策
イ 測定環境
ロ 寸法測定の誤差要因
ハ 各要因に対する対策方法
(2)測定器の精度と特性
イ 長さ基準とは
ロ 測定器の信頼性
ハ 測定器の選択
(3)マイクロメータ、ノギス、ハイトゲージ、てこ式ダイヤルゲージでの測定
イ 構造、取扱い、調整
ロ 量子化誤差、器差、アッベの原理など
ハ 熱的影響による誤差の測定、 断熱効果のある測定器
ニ ブロックゲージの取扱い
4 まとめ
(1)質疑応答
(2)講評・評価