電動機と有接点リレーシーケンス制御による運転回路の設計、制御盤組立などの作業の効率化・改善をめざして、安全と品質に配慮した電動機制御の実務作業とその評価方法を習得します。
1 コース概要及び留意事項
(1)コースの概要説明
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
2 三相電動機の概要
(1)三相誘導モーターの原理・
構造・始動法(Y-△始動等)
(2)定格(電圧、電流、回転数、トルクなど)
(3)制御機器及び計測器
3 連続運転回路
(1)連続運転回路を用いた設計フロー
イ 安全性に考慮した回路設計
ロ 効率性(低コスト・標準化回路等)に考慮した回路設計
(2)モーターの駆動に適した機器の選定
(3)フローチャート・タイムチャートの作成
(4)配線作業、点検及び試運転
(5)メンテナンスと管理法
4 正逆運転回路
(1)運転回路設計(連続運転回路の設計フローを活かした設計)
(2)フローチャート・タイムチャートの作成
(3)配線作業、点検及び試運転
5 電動機制御実習
(1)現場に即した実習課題の仕様(例:Y-Δ始動回路など)
(2)制御回路組立ての留意事項
(3)安全性、効率性を考慮した回路設計実習
(4)機器の選定及び配線(制御回路組立て)実習
(5)点検及び試運転
6 まとめ
(1)実習の全体的な講評及び確認・評価