国際的に通用する安全な装置の設計開発をめざして、機械に対するリスクアセスメントとその評価及びリスク低減方策(本質的な安全設計)に関する技術、安全防護及び追加の安全方策に関する技術等を習得します。
標準的な機械設備の設計業務を想定し、安全設計の具体的な手順について演習を交えながら解説します。
1.安全工学概論
(1)安全第一と生産性は両立する。
(2)安全システムに対する社会からの要請
(3)機械設計者の安全責任と技術者倫理
(4)労働安全衛生マネジメントシステムの概要
2.機械技術者のコンプライアンス
(1)安全の定義を確認、理解する
(2)安全に関する基本国際規格(ISO12100)
(3)機械の包括安全指針の概要と今後の展望
(4)危険性又は有害性等の調査(リスクアセスメント)等に関する指針の概要
(5)機械システムの本質的な安全設計
3.失敗のケーススタディ
4.演習とワークショップ
講師:吉川技術士事務所 吉川 博 (予定)
※本セミナーでは、グループワークの時間を設けています。
コース番号 B0071 機械設備の安全設計 受付終了
訓練日程
11/19,20
実施時間帯
9:15~16:00
総訓練時間
12時間
受講料
13,500円
定員
15名
対象者
機械設計における安全設計に関心のある方(本講座では、安全設計の考え方を習得することを目的としています。)
訓練内容
使用機器・教材
ワークシート
持参品・服装
筆記用具
実施場所
ポリテクセンター関西
備考
安全設計の考え方を現場のプロが指導します