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大学校紹介
今回の東北ポリテックビジョン
東北地域の職業能力開発施設で「ものづくり教育訓練」を修学している学生の総合制作実習・開発課題実習等成果の発表や展示、企業との共同研究成果の公開、学生のものづくり競技会などを行う「東北(地域)のものづくりの叡智が集結する一大イベント」として毎年2月に開催しています。
今年度は「ものづくり ひとづくり 地域とともに」をテーマに掲げ、東北地域の職業能力開発施設が、それぞれの地域に貢献するとともに、地域社会の活性化を図るべく取り組んできた成果を発表します。
なお、今年度は2月21日(金)研究発表会、22日(土)各種競技会をSNSでライブ配信予定ですので、ご視聴よろしくお願い致します。
第23回東北ポリテックビジョン
東北における職業能力開発大学校及び産業技術短期大学校等の専門課程および応用課程における「ものづくり教育訓練」に係る成果物の発表・展示、学生による研究成果、企業との受託・共同研究成果等の発表・展示などを「ものづくりの成果発表の場」として開催します。
開催日 | 令和7年2月21日(金) 9:00~17:00 2月22日(土) 9:00~15:30 |
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開催テーマ | ものづくり ひとづくり 地域とともに |
メイン会場 | 東北職業能力開発大学校(東北能開大) 〒987-2223 宮城県栗原市築館字萩沢土橋26 |
1. 記念講演
日時 | 令和7年2月22日(土)13:00~14:30 |
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テーマ | 「サステナブルな社会を実現するために、今ものづくりに求められることとは?」 |
講師 | ![]() ソーシャルインパクトグループマネージャー 川那 賀一(かわな よしかず)氏 |
会場 | 東北職業能力開発大学校 階段教室 |
講演の概要 | サステナビリティ (持続可能性)に関する機運が世界的に高まる中で、単に「もの」を作って売れば良いという時代は終わり、「もの」を生み出すことそのものの行為にも生産者としての社会的責任が求められるようになリました。
一方で自身が生み出す「もの」が社会にどのような影響を及ほしているのかを実感することは難しく、サステナビリティの重要性は理解しつつも世界とのつながりを感じにくいのもまた事実です。 ものづくり大国日本として世界と戦い続けるために、今生産者に必要な視点や考えなければいけないことはなんでしょうか? 後半では公務員·民間企業・財団法人・学芸員など多様な組織を越境し、型にハマらないキャリアパスを描いてきた登壇者とともに、次世代の変革を担うリーダーに求められる視点を皆さんと共に考えます。 |
2. 総合制作・開発課題研究発表会
ライブ配信はこちら
- 階段教室:
https://youtube.com/live/sj1ea206Fo4?feature=share - 7号館1階建築実習場:
https://youtube.com/live/cogyb12Y67Y?feature=share
総合制作実習・開発課題実習等で取り組んだ研究開発・製作(卒業研究)の成果を発表します。東北能開大本校・青森校・秋田校に加え、岩手県・山形県・福島県の産業技術短期大学校等からも参加をいただき、東北地方の能力開発施設の学生による一大イベントとなっています。
日時 | 令和7年2月21日(金) 9:30~17:00(予定) |
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会場 | 東北職業能力開発大学校 階段教室、7号館1階建築実習場 |
研究発表プログラム
系 | 時間 (発表番号) |
タイトル | 学校名/学科 | ||
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機械系 |
9:30 (A-01) |
手動プレスブレーキの製作 | 東北職業能力開発大学校 生産技術科 |
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9:44 (A-02) |
ロボットハンドの製作―自動部品組立システムの改良― | 東北職業能力開発大学校 生産技術科 |
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9:58 (A-03) |
フラクタルバイスの製作 | 青森職業能力開発短期大学校 生産技術科 |
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10:12 (A-04) |
ディスクグラインダーを用いた切断用治具の製作 | 青森職業能力開発短期大学校 生産技術科 |
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休憩/入替 | |||||
10:34 (A-05) |
実習設備の改善(自動ガス溶断治具の製作) | 秋田職業能力開発短期大学校 生産技術科 |
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10:48 (A-06) |
開閉機構付きプラスチック射出成形金型の設計とその製作 | 秋田職業能力開発短期大学校 生産技術科 |
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11:02 (A-07) |
垂直駆動アームの角度制御 | 岩手県立産業技術短期大学校 メカトロニクス技術科 |
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11:16 (A-08) |
PLCを用いたワーク自動搬送装置 | 岩手県立産業技術短期大学校 メカトロニクス技術科 |
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11:30 (A-09) |
リアルスカイ事業における福島県ハイテクプラザとの連携と協働 ~スズのグラビティ鋳造によるプロペラ形状製品の試作~ |
福島県立テクノアカデミー郡山 精密機械工学科 |
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昼休憩/入替 | |||||
建築系 |
12:50 (A-10) |
学生グランプリ2024「銀茶会の茶室」への取組み | 東北職業能力開発大学校 住居環境科 |
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13:04 (A-11) |
日本の気候と建築の関係について 地理情報システム“GIS”の活用 |
東北職業能力開発大学校 住居環境科 |
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13:18 (A-12) |
避難所における住環境の提案 | 秋田職業能力開発短期大学校 住居環境科 |
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13:32 (A-13) |
建設業におけるARの活用について ~ 大館城の制作 ~ |
秋田職業能力開発短期大学校 住居環境科 |
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休憩/入替 | |||||
電気系 |
13:54 (A-14) |
雨水を利用したピコ水力発電装置の製作 | 東北職業能力開発大学校 電気エネルギー制御科 |
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14:08 (A-15) |
配線施工技術の向上 | 東北職業能力開発大学校 電気エネルギー制御科 |
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14:22 (A-16) |
農業支援用ケンタウロス型ロボットの製作 | 青森職業能力開発短期大学校 電気エネルギー制御科 |
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14:36 (A-17) |
タッチパネル動作ができる保護装置付き食品提供レーンの製作 | 青森職業能力開発短期大学校 電気エネルギー制御科 |
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休憩/入替 | |||||
14:58 (A-18) |
植物観賞を兼ねた微生物発電の可能性をさぐる~SDGsに向けて~ | 岩手県立産業技術短期大学校 電気技術科 |
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15:12 (A-19) |
搬送ロボットに搭載した光学式トラッキングポジションセンサーにおける自己位置推定の評価 | 福島県立テクノアカデミー浜 ロボット・環境エネルギーシステム学科 |
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15:26 (A-20) |
ふくしま水素エネルギー人材育成事業におけるFCETの製作と制御技術の可視化 | 福島県立テクノアカデミー浜 ロボット・環境エネルギーシステム学科 |
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15:38 | 発表終了 |
系 | 時間 (発表番号) |
タイトル | 学校名/学科 | |
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電子情報系 |
9:30 (B-01) |
IoTを活用した冷蔵庫管理システムの構築 | 東北職業能力開発大学校 電子情報技術科 |
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9:44 (B-02) |
マインドモーションマウスの開発 | 東北職業能力開発大学校 電子情報技術科 |
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9:58 (B-03) |
農作物育成管理サポートシステムの設計・製作 | 青森職業能力開発短期大学校 電子情報技術科 |
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10:12 (B-04) |
害獣対策データ収集装置の製作 | 青森職業能力開発短期大学校 電子情報技術科 |
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休憩/入替 | ||||
10:34 (B-05) |
画像認識AIで自動仕分けを行うIoT工場シミュレータの製作 | 秋田職業能力開発短期大学校 電子情報技術科 |
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10:48 (B-06) |
ARを活用した学校案内コンテンツの制作 | 秋田職業能力開発短期大学校 電子情報技術科 |
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11:02 (B-07) |
資格学習アプリケーションの開発 | 福島県立テクノアカデミー郡山 知能情報デザイン学科 |
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11:16 (B-08) |
出席確認システム ~PHPを用いたWebシステム開発~ |
福島県立テクノアカデミー郡山 知能情報デザイン学科 |
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昼休憩/入替 | ||||
生産システム技術系 |
12:50 (B-09) |
食品加工工場の工程改善 ~梱包工程の自動化~ |
東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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13:04 (B-10) |
超硬チップ計数装置の開発 | 東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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13:18 (B-11) |
大学校PR用対話型トランスフォームロボットの開発 ~対話型トランスフォームロボット「カワマたん」~ |
東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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13:40 (B-12) |
各呼び径に対応したタップ方向自動整列装置の開発 | 東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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休憩/入替 | ||||
13:54 (B-13) |
小型製品自動カウンタの開発 | 東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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14:08 (B-14) |
玄米包装工程における脱酸素剤投入装置の開発 | 東北職業能力開発大学校 生産システム技術系 |
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専攻科 |
14:22 (B-15) |
ピストンリング製造ラインの工程設計について | 岩手県立産業技術短期大学校 産業技術専攻科 |
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14:36 (B-16) |
マイクロコネクタ手組生産ラインの自動化について | 岩手県立産業技術短期大学校 産業技術専攻科 |
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休憩/入替 | ||||
建築系 |
14:58 (B-17) |
有形文化財(建築物)のデジタル化について | 東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
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15:12 (B-18) |
既存木造建築物を利用したコミュニティ施設の構築支援 | 東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
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15:26 (B-19) |
産業副産物を用いたコンクリートに関する実験的検討 | 東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
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15:40 (B-20) |
住宅ストックにおける室内気候改善のための改修構法開発 | 東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
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15:54 (B-21) |
高壁倍率合板を用いた耐力壁の開発 | 東北職業能力開発大学校 建築施工システム技術科 |
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16:06 | 発表終了 |
3. 作品展示発表会
総合制作実習・開発課題実習(卒業研究)で製作した作品を展示し、それぞれの技術・作品を披露する場となっています。
日時 | 令和7年2月21日(金) 9:30~17:00 2月22日(土) 9:10~12:00 |
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会場 | 東北職業能力開発大学校 体育館、7号館1階エントランスロビー |
4. ものづくり技術競技会
ライブ配信はこちら
能開大・短大校等の学生によるものづくりの技を競い合う大会です。
(1) 機械系ものづくり競技会(旋盤加工)
日時 | 令和7年2月22日(金) 9:00~11:30 |
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会場 | 東北職業能力開発大学校 4号館1階旋盤コーナー |
内容 | 職業能力開発施設等に在籍する学生を対象として、技能検定「普通旋盤作業」2級相当の競技課題に取り組みます。 |
(2) 電気系ものづくり競技会(電気工事)
日時 | 令和7年1月24日(金)9:00~12:00 |
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会場 | 青森職業能力開発短期大学校(東北能開大青森校) |
内容 | 職業能力開発施設等に在籍する学生を対象として、第二種電気工事士技能試験相当の競技課題に取り組みます。 |
(3) 電子情報系ものづくり競技会(電子機器組立て)
日時 | 令和7年2月13日(木)①9:30~11:30 ②13:10~14:40 |
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会場 | 秋田職業能力開発短期大学校(東北能開大秋田校) |
内容 | 職業能力開発施設等に在籍する学生を対象として、電子回路製作及びプログラミングの競技課題に取り組みます。 |
(4) 建築系ものづくり競技会(コンクリート強度試験)
日時 | 令和7年2月22日(土) 9:00~12:00 |
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会場 | 7号館1階建築実習場 |
内容 | 職業能力開発施設等に在籍する学生を対象として、コンクリート技術に関する競技課題に取り組みます。 |
5. ロボット競技会
ライブ配信はこちら
日時 | 令和7年2月22日(土) 9:00~12:00 |
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会場 | 東北職業能力開発大学校 体育館 |
内容 | 東北能開大(本校・青森校・秋田校)に在籍する学生が自ら制作した自律型ロボットを使用し、競技フィールドを走行させながら課題を達成し、ゴールまでの最短時間と課題達成能力を競います。 |
お問い合わせ先
- 東北ポリテックビジョン実行委員会
- TEL: 0228-22-2082