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大学校紹介
大学校長挨拶
川又 政征
KAWAMATA Masayuki
東北大学 名誉教授・工学博士
産業界の第一線で活躍する
ものづくりのプロを育成しています。
東北職業能力開発大学校は、厚生労働省が所管し全国に設置した大学校のひとつであり、ものづくりのプロとなるための専門知識と技能・技術の教育訓練をおこなっています。産業界において期待される高度な技能・技術の教育訓練にくわえて、企画・開発力等の創造的・実践的なものづくり能力が必要となる生産技術・管理部門でのリーダーをそだてるために、当大学校では2年間の専門課程と、さらに2年間の応用課程がもうけられています。
ものづくりでは、理論・設計・生産に関してのバランスがとれた実践的工学教育訓練が必須です。この点で当大学校の教育訓練はたいへん充実しています。文部科学省が所管する一般の大学の工学系あるいは理工学系における座学を中心としたカリキュラムにくらべて、当大学校では、修得単位数と授業時間数もおおく、実技・実習を重視したカリキュラムにより創造的実践的な教育訓練をおこない、テクニシャン・エンジニアをそだてます。このために、産業の現場でつかわれている設備をもちいて、少人数の教育訓練をおこないますので、きわめて効果的に技能・技術を習得できます。当大学校の教育訓練体制は産業界からたかい評価をいただき、修了生は、毎年ほぼ100%の高い就職率を達成しており、指導的な立場である技術リーダーとして宮城を中心に全国で活躍しています。
すぐれたテクニシャン・エンジニアには、さまざまな個性をもちながらも、他者とのよい関係をきづき、チームワークをたっとび、たかい倫理観と責任感をもった人格がのぞまれます。当大学校は、ふかい学識とゆたかな経験をもつ指導陣の熱意ある指導体制により、高度な技能・技術の教育訓練だけではなく、すぐれた人格形成もめざしています。
東北職業能力開発大学校の教育訓練により、ゆたかな社会の発展・維持に貢献するものづくりテクニシャン・エンジニアのリーダーがそだつことを確信しています。
経歴
- 昭和57年
- 東北大学大学院工学研究科電子工学専攻後期3年の課程修了(工学博士)
- 昭和57年
- 東北大学工学部電子工学科 助手
- 昭和63年
- 東北大学工学部電子工学科 助教授
- 平成7年
- 東北大学工学部通信工学科 教授
- 平成9年
- 東北大学大学院工学研究科電子工学専攻 教授
- 平成28年
- 東北大学教育研究評議会評議員
- 令和2年
- 東北大学大学院工学研究科電子工学専攻 定年退職 (東北大学名誉教授)
- 令和2年
- 東北職業能力開発大学校 校長 就任
この間、ディジタル信号処理、線形システム理論、回路網理論、画像・映像処理、制御工学の研究に従事、これらの分野の専門教育訓練、研究指導を行っている。
宮城職業訓練短期大学校及び
東北職業能力開発大学校の歴代校長一覧
代 | 氏名 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 武田信男 | 昭和55年4月1日~昭和58年3月31日 | 宮城職業訓練短期大学校 |
2 | 菅野茂甚 | 昭和58年4月1日~昭和61年3月31日 | |
3 | 渥美光 | 昭和61年4月1日~昭和62年3月31日 | |
4 | 酒井高男 | 昭和62年4月1日~平成2年3月31日 | |
5 | 荻野義定 | 平成2年4月1日~平成7年3月31日 | 宮城職業能力開発短期大学校 (平成5年度~) |
6 | 只木楨力 | 平成7年4月1日~平成12年3月31日 | |
7 | 本間基文 | 平成12年4月1日~平成18年3月31日 | 東北職業能力開発大学校 |
8 | 太田照和 | 平成18年4月1日~平成23年3月31日 | |
9 | 三浦隆利 | 平成23年4月1日~平成27年3月31日 | |
10 | 進藤裕英 | 平成27年4月1日~令和2年3月31日 | |
11 | 川又政征 | 令和2年4月1日~ |