講師は約50年前、現場管理者を担当し、怪我を頻発する現場でKYTを実施しましたが、効果が上がらず、その後、「怪我と弁当自分持ち」という江戸時代からのスローガンを掲げ、KYTは止めました。その結果、驚くべき事に怪我は激減しました。工場生活の中で「安全衛生」に対する感受性は人によって全く異なり、感受性が鋭い人を管理者にすべき事を実感しました。このような観点からKYT実施方法の改善、労働安全衛生マネジメントシステムの実施について詳述します。労働安全衛生マネジメントシステムは推奨します。受講者の問題点(各社10件)について、対策を分析、討議します。
キーワード : KYT、怪我頻発、怪我と弁当自分持ち、労働安全衛生マネジメントスシテム、感受性
1.労働安全一般
・労災事故の事例
2.労働安全衛生マネジメントシステム
3.日本の労働安全衛生法規
・OHSAS18001、労働安全衛生法
4.リスクアセスメント
5.総合演習
ケーススタディによる事故原因の分析と対策
講師 茨城県経営コンサルタント協会 副理事長 髙木征一(中小企業診断士)