1.コース概要及び留意事項
2.問題の捉え方
(1)問題の原因を知る (2) 問題発生の過程を知る
3.問題解決へのアプローチ
(1)問題を隠さない風土 (2) 問題が見える風土
(3) 問題解決手法のいろいろ
イ.分析的アプローチと演繹的アプローチ
ロ.定性的アプローチと定量的アプローチ
(QC手法や新QC手法などの問題解決手法を紹介)
4.問題解決のステップ
(1)現場の見えにくい問題を顕在化する方法 (2) 顕在化した問題の真因
(3) 実習 事例研究(業務改善計画書の作成・活用・評価法など)
5.課題解決実習
(1)製造業にありがちな問題を盛り込んだ製造ラインを想定しものづくりの
工程における潜在する問題の顕在化とその問題の解決をはかる。
実習用模擬ライン例:材料切断作業→旋盤加工作業→フライス加工作業
課題例:①工程の流れが悪く、誤欠品が生じやすい現場の状況を再現
し、単に作業者の不注意として問題を解決するのではなく、
問題が発生する真因を把握し対策を議論する。
②与えられた問題の真の目的を議論し、真の目的達成のため
の解決策を考案し発表する。
(問題例:製品製造工程中の旋盤加工工程の改善)
(2) 発表
6.まとめ
【概要や目標など】工程管理/技術管理の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けたものづくりにおける生産システム上の諸問題の解決のためのアプローチや、解決を図るための手順、再発防止の仕方・考え方について習得する。
【受講者の声】
* 新和図や特性要因図等の課題の解決につながる手法を学べたので、大変勉強になった。
* セミナーに参加した他業種の方と話ができたので、色々な職場の交流ができて良かった。
* 職場での問題点を視える化する事により改善活動につなげる事ができる。