生産現場における電気設備の安全対策及び機器の故障や劣化防止、測定試験、電気保全に関する技術について実習を通して習得します。
(機器配線、シーケンス回路、制御盤不良箇所の検出、絶縁抵抗測定、電気安全、接地)
※「電気設備のための計測技術」とのセット受講をおすすめします。
1.概要
(1)専門的能力の現状確認及び問題点の整理
2.電気災害概要と対応策
(1)感電の人体反応と対応策
(2)短絡の対応策
(3)漏電の対応策
(4)接地の必要性と起因するトラブル
(5)現場作業中の災害事例
(6)安全対策
3.欠陥の種類
(1)混触、過熱、電圧降下
(2)絶縁劣化、誘導現象、その他
4.電気設備のトラブルとその探索
(1)リレーや回路の故障原因と対策
(2)回路を構成する機器の故障発見技術
(3)測定器を使用した回路確認
(4)電動機の構造・特性と保護
5.電気保全実習
(1)機器選定実習
(2)現場における測定検査実習
(3)屋内配線の不良箇所の発見実習と対応策検討
(4)制御盤の不良箇所の発見実習と対応策検討
(5)電気機器の不良箇所の発見実習と対応策検討
6.まとめ
【受講者の声】
・問題解決に向けての視野、知見が広がった。又、部下への指導にも役立つ。
・リークハイテスタの存在を教えてもらったり、電圧印加中にテスタを使う場面があることを知った。
・配電盤内に使用されているリレーやMCの故障原因等調査するのに役立つ知識が身につきました。