ロボット工学実習(生産機械システム技術科1年生)

(2021年10月14日)

 最近はサービス業、医療福祉など様々な場面でロボットの導入が進んでいます。製造業では古くから産業用ロボットが導入され活躍していますが、ロボットを活用した生産システムの設計、構築などを行う技術者、いわゆる「ロボットSIer(エスアイアー)」の人材が不足しています。そのため九州能開大ではロボットSIerを育成するため、4年前から応用課程生産系3科(機械・電気・電子情報)の学生を対象に「生産ロボットシステムコース」を実施しています。
 この日は産業用ロボットに様々な作業を教えるための操作方法を学んでいます。初めてロボットを扱うので、みんな真剣な眼差しで取り組んでいます。全ての講習を終えた学生には、ロボットを扱う特別教育の修了証が発行されます。
 他にもAGV(自動搬送ロボット)のプログラム実習も行っています。人や障害物にぶつからないようにロボットを走行させるプログラムやライントレースするプログラムを作成し、実際にAGVを動かして確認します
 目指せ、ロボットSIer!!

産業用ロボットの操作

部品をつかむ動作を教えています

AGV(動作確認中)

プログラムとシミュレーション画面


第16回 若年者ものづくり競技大会 メカトロニクス職種での活躍により九州能開大は理事長表彰を受賞しました(九州職業能力開発大学校)

(2021年10月1日)

 8月5日(木)に愛媛国際貿易センターで開催された第16回若年者ものづくり競技会メカトロニクス職種において、九州能開大からチームとして参加した電気エネルギー制御科2年生2名(松本さん、矢頭さん)が金賞/厚生労働大臣賞を受賞しました。(この記事はこちらをご覧ください。)
 この特に優れた成績を受け、九州能開大は、当校の運営法人である独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長から、学生に対する指導及び支援に尽力した功績を表彰されました。
 九州能開大チームは、学生チーム代表として、12月17日から開催予定の第59回技能五輪全国大会に出場する予定で、日々練習に励んでいます。

近藤校長、坊垣内副校長、楠本先生とともに記念撮影

大会出場した松本さん、矢頭さんから、若年者ものづくり競技会の感想を頂きました。


松本さん
若年者ものづくり競技大会の練習では、コロナの影響で平日の練習時間が短くなった分を土曜日に練習するなどして練習時間を作るのが大変でした。
技能五輪全国大会の課題はさらに難しくなり完成までの時間もかかるので、作業スピードを落とさないことを意識して練習に励みます。

矢頭さん
技能五輪全国大会は若年者ものづくり競技大会に比べ、課題のボリュームが多いので、二人で協力して一つでも多くのチームに勝てるよう大会に挑みたいです。

九州能開大チームの指導教員 楠本考司先生から感想を頂きました。

 コロナ禍の影響で例年に比べ練習時間の確保が難しい中、放課後の練習に加え朝練や土曜日も練習し努力してきた成果が最高の形で現れました。
 技能五輪全国大会は、国内の製造業をけん引する多くの企業チームが出場します。このまたとない貴重な機会を経験し、これからの学校生活や職業人生に役立ててもらえたらと思います。

技能検定実技試験を受験しました(生産機械システム技術科1年生 9名)

(2021年8月31日)

 8月6日(金)に生産機械システム技術科1年生の9名が、技能検定実技試験(普通旋盤作業2級、フライス盤作業2級)を受験しました。
 昨年度受験予定でしたが新型コロナウィルスの影響で試験が中止となったため、1年越しの挑戦となりました。試験内容は、写真の課題を3時間以内で図面の指示通りに工作機械で削ります。
 旋盤、フライス盤どちらの課題もはめあわせの箇所があるため、高精度な加工技能・技術が必要です。5月から放課後を使って練習を重ね、合格に向けて着実に技能の向上を図ってきました。
 当日は練習の成果を発揮し、全員時間内に完成させることが出来ました。合格発表は10月1日の予定です。

試験前の注意事項説明

普通旋盤作業2級課題

加工中の様子(旋盤作業)

フライス盤作業2級課題

加工中の様子(フライス盤作業)

第16回 若年者ものづくり競技大会 メカトロニクス種目 金賞を獲得(電気エネルギー制御科)

(2021年8月24日)

 8月5日(木)に愛媛国際貿易センターにて、第16回若年者ものづくり競技会メカトロニクス種目が開催されました。
 九州能開大では、電気エネルギー制御科2年生2名(松本さん、矢頭さん)がチームとして出場し、大会の結果、金賞(厚生労働大臣賞)を獲得しました。メカトロニクス種目は、1チーム2名で競技が行われ、全26チームが参加する中で実施されました。
 競技課題は、支給された部品および図面をもとに、生産設備を構築し、仕様書通りに動作するプログラムを作成する第1課題と、第1課題で構築した生産設備を改善するための保全作業を行う第2課題に分かれて実施されました。
 競技時間内に生産設備を動作させるためには、選手個々の技術・技能もさることながら、2人のチームワーク力も要求される競技となっております。九州能開大チームは、日頃の練習の成果を発揮した結果、1位となる金賞(厚生労働大臣賞)を獲得しました。

大会会場にて記念撮影(矢頭さん・松本さん)

選手紹介

大会前の事前確認の様子(松本さん)

大会前の事前確認の様子(矢頭さん)

大会出場した松本さん、矢頭さんから、若年者ものづくり競技会の感想を頂きました。

 大会当日は、会場の空気にのまれ、昼食ものどを通らないほどに緊張とプレッシャーを感じました。競技中にミスをした部分もありましたが、相方のサポートもあり、金賞が取れてよかったです(松本さん)。
 第1課題では、プレッシャーにやられてしまい、良い結果を残せませんでしたが、第2課題で第1課題の分も挽回することができて良かったです(矢頭さん)。

 若年者ものづくり競技会にて金賞を獲得した九州能開大チームは、学生チーム代表として、12月17日から開催予定の第59回技能五輪全国大会に出場する予定です。


造形実習(建築科1年生)

(2021年8月16日)

 九州職業能力開発大学校建築科では、7月12日からの4.5日で造形実習(2単位)を実施しました。
 1日目は模型作りの基本となる7㎝角の立方体の作製。2日目は約5000個/1グループの紙コップを積み上げる紙コップアート。残りの2.5日で折り紙建築に取組みました。
 紙コップアートは1グループ8名でのグループワークです。接着剤を使わず自重のみで積み上げます。何回も積み上げたものが崩れ落ちましたが何とか完成までたどり着きました。
 折り紙建築とは1枚の紙に切れ線、山折り線、谷折り線を入れて2次元の紙一枚から3次元の立体建築を織り上げる造形です。1年生の前期に基礎製図を勉強し、後期に建築設計実習Ⅰ(木造建築)を実施する前の2次元から3次元、3次元から2次元への変換プロセスとトレーニングするための教材として取り入れています。

紙コップアート~ホグワーツ魔法魔術学校~

紙コップアート~カステル・デルモンテ城~

折り紙建築~紙の教会~

折り紙建築~ホワイトハウス~

学生たちの声

 紙の教会:特徴をしっかりとらえて表現しました。ステンドグラス部分を切り抜くのが大変でした。
 ホワイトハウス:柱の部分を前後にずらすことで曲面を立体的に見えるようにした。


令和3年度安全・衛生に関する標語の表彰式を開催しました(九州職業能力開発大学校)

(2021年6月30日)

 当校では、厚生労働省が主唱する7月1日から7日までの全国安全週間における取組みの一環として、学生から安全・衛生に関する標語を募集し、選考の結果、「安全に関する標語」及び「衛生に関する標語」それぞれ最優秀賞1作品、優秀賞2作品が受賞しました。
 6月28日に表彰式を開催し、近藤校長から受賞者へ表彰状と記念品が手渡されました。受賞した作品は、校内各所に掲示して、学校全体で安全意識の向上に取り組みます。

[安全に関する標語]
〇最優秀作品賞 1作品
 「ためらわず きちんと言おう 危ないよ」 建築科1年生

〇優秀作品賞 2作品
 「もう慣れた 心の緩み 事故のもと」 生産技術科1年生
 「その設備 慣れた時こそ あなどるな」 生産機械システム技術科2年生


[衛生に関する標語]
 〇最優秀作品賞 1作品
 「暑い時 水分・塩分 忘れずに」 生産機械システム技術科2年生

 〇優秀作品賞 2作品
 「整理して 快適作業 テキパキと」 生産機械システム技術科1年生
 「快適な 雰囲気づくり 自分から」 生産電子情報システム技術科2年生


校長からの祝辞の様子

校長、副校長とともに記念撮影

第16回 若年者ものづくり競技大会に向けて(電気エネルギー制御科)

(2021年6月29日)

 九州職業能力開発大学校では、今年度も若年者ものづくり競技会に向けて練習を開始しました。昨年は新型コロナウイルスのため大会が中止となりましたが、今年は2年ぶりに大会が開催されることになりました。電気エネルギー制御科では、メカトロニクス種目に2年生2名が出場をします。
 メカトロニクス種目は、メカニクス(機械工学)、エレクトロニクス(電子工学)、インフォマティクス(情報工学)の3つの分野から成り立った技術から構成されており、実際の生産現場を想定した競技課題が提示され、2人1チームで課題に取り組みます。競技では、知識と技術だけでなく2人のチームワークも要求される競技となっております。

練習に使用している装置

メカトロニクス種目の練習風景

 九州能開大では、若年者ものづくり競技大会で上位入賞し、12月に開催される技能五輪全国大会への出場することを目標として、日々練習を重ねています。

大会出場予定の学生から大会に向けて意気込みを聞きました。

 今回、若年者ものづくり競技会に挑戦するにあたっての目標は、優勝することです。そして技能五輪全国大会の学生チーム代表として出場して、企業チームに挑戦したいと思っています。そのため、日々の練習において気を抜かず一生懸命に取り組みます。

 今年度の若年者ものづくり競技会「メカトロニクス」職種の大会は、8月4日(水)、5日(木)に愛媛県で開催されます。


令和2年度 生産ロボットシステムコース標準課題実習2発表会(生産システム技術系)

(2021年3月31日)

 生産ロボットシステムコースの標準課題実習2が終了しました。生産機械システム技術科、生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科の3科で取り組んだ、電子回路基板の供給、外観検査、機能検査、搬出までの検査作業の自動化の課題が完成しました。課題完成後、その取り組み内容を発表し、報告書を作成して実習終了となります。
 3科がそれぞれ担当した内容について発表します。

また、報告書を作成し実習内容を詳細にまとめていきます。

ポリテックビジョン2021in北九州 建築系

(2021年3月19日)

 2月19日(金)、20日(土)にポリテクビジョン2021in北九州が開催されました。
 建築系は、専門課程建築科2年生による総合制作実習の発表・展示、応用課程2年生による開発課題、応用課題の発表、開発課題の展示を行いました。
 緊急事態宣言の発令に併せた休校等により例年に比べ製作期間が短くなりましたが、各自協力し合いながら当校最大の特徴である“ものづくり”に取り組みました。

【専門課程 建築科】
総合制作実習は少人数のグループに分かれて取り組みます。今年は設計や施工、実験等8 つのテーマに分かれ1年間取り組みました。

「?造在来軸組構法の構造模型製作」
実際に住宅で使われている材料を使?して住宅の?部分を構造模型にしました。

「茶室と軸組の理解」

「RC 造構造物の製作-3D モデル作成とモデリング技術向上がもたらす効果の検証-」
設計・施?・施?管理に3D モデリングソフトを使?しその効果を検証しました。

「RC造構造物の製作-?事記録写真チェックシートの活?とタブレット端末導?効果の検証-」
建設現場で使?されているタブレット端末を使?し、その導?効果を検証しました。

「折り紙建築」
1枚の紙から?体の建築物を折りあげます。2次元(図?)から3 次元(建築物)への変換トレーニングに役?つ教材です。

「設計デザインコンペへの参加および建築模型の作製」
前期は2 つのコンペに参加し、後期は世界的に有名な建築物の模型を作製しました。

「?製建具を?いた耐震補強の検証」
敷居と鴨居に建具を固定して耐?壁として評価実験を?いました。

「?造ジオデシックドーム建設と施??順書作成」
球体のジオデシック屋根を持つ10 ?形の?屋を建設し、その?順書を作成しました。

【応用課程 建築施工システム技術科】
開発課題は少人数のグループに分かれて取り組む課題で、応用課題は開発課題を発展させ個人で取り組む課題です。4 つのグループに分かれて木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の施工に関する課題に取組みました。

「枠組壁?法を?いた?規模建築物の施?と施?管理」
コロナ禍による勤務体制の変化に伴い、「快適なリモートワークの実施」をコンセプトとする建築物を設計し、?分たちで施?及び施?管理を?いました。

「RC 造建築物の施?・施?管理(各種?法への取り組み)」
かご鉄筋、定着板、機械式継?、ハンチなどの実施?・施?管理、作業?順書の作成に取組みました。

「アーチ形スペースフレーム構造物の設計施?」

「繊維補強モルタルによるタイル張りの剥離・剥落防?効果の評価」
タイル張り外壁の剥離・剥落防?の?法を検討することを?的に、繊維補強モルタルを?いた?法について各種実験を?い評価しました。

例年建築系として4 学年が1 教室に集まり発表会を行いますが、今年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大予防の観点から学年ごとに1 教室とし映像を共有する形で実施しました。発表する内容や取り組む姿勢はもちろん、他会場からの質問等にも難なく答えるなど、学生の成長を感じることができました。
発表した2年生の皆さん、4年生の皆さん、次のステージでのさらなる活躍を期待しています!!

2年?の発表の様?
1年?の会場と映像、?声をつなぎ実施しました。

4年?の発表の様?
3年?の会場と映像、?声をつなぎ実施しました。

展?会場の様?
昨年製作した茶室は?化祭でお披露?を兼ねお茶を振舞いましたが、今年は展?のみになりました。

展?会場の様?
スペースフレーム構造物は、トータルステーションという三次元測定が可能な測量機器を?いて接合部の位置を確認しながら組み?てました。

令和2年度 生産ロボットシステムコース開講しました(生産電気システム技術科)

(2021年2月2日)

 今年度も生産ロボットシステムコースの標準課題実習を開講しました。生産電気システム技術科1年生より5名が課題に取り組んでいます。
 産業用ロボットを利用した生産ラインを模した実習装置を使用して、電子回路基板の自動検査の課題に取り組みました。課題実習発表会で、取り組んだ実習内容の報告を行いました。
 これを基に、次の標準課題実習に取り掛かります。

実習装置

 プログラム作成

 動作確認中

 発表会

標準課題Ⅰ発表会 生産電子情報システム技術科3年

(2021年1月14日)

 1月14日(木)に生産電子情報システム技術科3年生の標準課題Ⅰ発表会が開催されました。
標準課題Ⅰでは、「IoTによる遠隔監視システムの開発」・「外観検査システムの開発(ロボットコース)」をテーマに、学生が3、4名のプロジェクトチームを組み、3ヶ月間開発に取り組みます。
 遠隔監視システムの構築では、Web会議用教室の監視を行うために、室内に各種センサを設置し、ドアの開閉・窓の施錠・エアコンの動作・利用者の有無等を検出し、BLE(Bluetooth Low Energy)通信にてサーバにデータを集約して、Webページからカメラ映像や各種情報を確認できるシステムを構築しました。
 外観検査システムでは、安川電機の双腕ロボットを中心とした検査ステーションの中で、産業用カメラシステムやRaspberry Pi Camera+OpenCV画像処理ライブラリを利用して、電子回路基板の各種部品の実装状態を画像検査するシステムを構築しました。
 3年生は、初めてのチーム開発であり、各自が発案した機能が確実に動作していることを、デモンストレーションを交えながら報告しました。この経験を、標準課題Ⅱや4年生で取り組む開発課題に活かしてもらいたいと思います。

教室内へのセンサの設置状況の説明

 IoTシステムの機器構成の説明

 顔認識・体温測定システムの説明

 長期間稼働のための省電力化の説明

 ビジョンセンサによる製品撮影

作成したLEDライトの照明効果の説明

 双腕ロボットによる画像検査のデモ

 検査結果表示アプリのデモ

※新型コロナウイルス感染症防止のため窓を開け、エアコンを使用しています。学生は、手洗い、アルコール消毒、マスクの着用を徹底して実習を行っています。

生産機械システム技術科1年生による標準課題Ⅰの動作審査会および発表会が行われました

(2020年12月18日)

 12月18日(金)に生産機械システム技術科1年生の標準課題実習Ⅰ動作審査会および発表会が行われました。標準課題は5~6名を1グループとし、グループ全員が生産現場を意識した課題製作に取り組む実習です。その過程の中でものづくりに必要となる「テクニカルスキル」や、グループ内での役割分担、ミーティング、製作スケジュールの計画立案、発表会などを通じて「ヒューマンスキル」を養います。
 今年度は、XYテーブル装置の製作に3グループ、ボタン電池組立装置の製作に1グループが取り組みました。XYテーブル装置は1軸の送りねじ機構を2つ組み合わせ、テーブルをXY方向に高精度で移動できます。ボタン電池組立装置は産業用ロボットが搬送した基板にボタン電池を挿入する装置で、同じく1軸送りねじ機構によりボタン電池を移動、挿入できます。いずれの装置の製作にも、CAD、部品加工、PLC制御に関する高いスキルが求められます。

 XYテーブル装置

 ボタン電池組立装置

 XYテーブル装置の精度検査

 ボタン電池組立装置の動作審査

 1班の発表のようす

2班の発表のようす

 3班の発表のようす

 4班の発表のようす

第58回 技能五輪全国大会に出場しました(電気エネルギー制御科)

(2020年12月18日)

 令和2年11月13日から16日の日程で開催されました、第58回技能五輪全国大会に、九州職業能力開発大学校の学生2名がメカトロニクス競技にて出場しました。
 メカトロニクス競技は、2名1チームで行う競技で、機械・電気・ソフトウェアを複合して1つのシステムを作成しますが、2人のチームワークも要求される競技となっております。九州職業能力開発大学校では、6月から放課後等を活用して練習を行い、大会に挑みました。

 大会開始前に行う準備の様子

 選手紹介

 競技中の様子

 競技終了後に撮影

 競技結果は、企業チームの作業速度や正確性などに圧倒されましたが、組立・配線部分については、企業チームと遜色ない成績を収めており、学生も大会参加を通じて自信がついたようです。

大会出場した学生の声

 大会当日はいい緊張感を持って、作業に集中することができ、とても良い経験ができました。
他のチームと競技することが初めてだったので、大会本番でしか味わうことができない緊張感を感じることができました。競技を通じて得ることができた知識・技能の他に、作業に取り組む心構えを今後の学生生活に生かしていきたいです。

 また、同競技において、九州職業能力開発大学校の修了生が企業チームとして出場し、銀メダルを受賞しました。

課題動作審査会 生産システム技術系4年

(2020年12月07日)

 12月7日(月)に開発課題「課題動作審査会」が開催されました。
 開発課題は応用課程4年次の生産システム技術系3科(機械、電気、電子情報)の学生がチームを組み、それぞれの専門性を活かして、1年かけて下記のテーマに取り組んでいます。年度当初に各チームが設定した仕様を基に、装置やロボットを製作します。
 今回の課題動作審査会では製作物の進捗状況の報告、実演をおこない、仕様の満足度、完成の度合いなどをチェックします。各チームとも熱心に報告し、当初の目標の達成にかなり近づいて来ているのがわかりました。
 今後は来年1月の課題評価会、2月のポリテックビジョン展示に向けて、更なる完成度の向上を目指します。

【令和2年度 開発課題テーマ 】
1 学生ロボコン対応ロボットの開発
2 ピースピッキング試作装置の開発
3 協働ロボットの機能安全に係る近接システムおよび弁当盛付けシステムの開発
4 自律型トマト収穫ロボットの開発
5 海中ロボット「船底点検ロボット」、「養殖場点検ロボット」の開発

協働ロボットの機能安全に係る近接システムおよび弁当盛付けシステムの開発

自律型トマト収穫ロボットの開発

船底点検ロボットの開発

養殖場点検ロボットの開発

※新型コロナウイルス感染症防止のため窓を開け、エアコンを使用しています。学生は、手洗い、アルコール消毒、マスクの着用を徹底して実習を行っています。

木質耐震実験 建築施工システム技術科2年

(2020年8月26日)

 当校では、日本の建築にとって重要な安全性ついての学びが多くあります。その中で構造設計の基本は、実際の現場ですぐに役立つ知識・技術を身に付けるために、座学だけでなく最新の設備を用いた実習を通して学ぶことができます。
 この日の実験は、面内せん断試験機を使用して木造壁の評価方法について学びます。学生がアイデアを出し合って製作した木造壁の耐震データを実際に収集し、評価を実施して告示壁等のデータと比較することにより、データの収集方法、評価の仕方などを学習します。

 実験後、接合部のはがれ

 最新設備を用いた実習の様子

 実験後の検証

 実験後の検証

 記録されたデータの確認

実習の様子

バイス製作中 生産技術科2年

(2020年8月26日)

 生産技術科2年では、1年から実習で学んでいる汎用工作機械(普通旋盤、汎用フライス盤の両方)を使用して一人で一個の製品・バイスを製作します。現在、作業手順書をもとに、部品の製作に 取り組んでいます。  バイスとは「素材を動かないうように固定する道具」で、2面で素材を支える仕組みになっています。

 製作するバイス

 朝礼の様子

 加工方法の説明

 汎用フライス盤作業

 けがき作業
(加工に必要なしるしをつける作業)

 学生同士、教え合います

 8つの部品を製作します

 普通旋盤作業

 測定器具0.01㎜の精度が求められます

 作業手順書で確認しながら製作します

 学生同士、教え合います

製作の様子

開発課題仕様発表会 生産技術システム系3科

(2020年8月24日)

 当校においては、応用課程2年次に開発課題のカリキュラムがあります。これは、各テーマごと学生主体のグループで製品開発を進めるものです。生産系3科(生産機械システム技術科、生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科)では、専門分野の異なる3科が合同し、およそ10数名のチームによりテーマに臨みます。テーマは、企業との共同研究、学校独自の研究、学生ロボコンや競技会対応ロボットの開発など現在6つの発表がありました。

 開発テーマ仕様発表の様子

 質疑応答の様子

 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、1か月ほど開始が遅くなりましたが、夏休み短縮や土曜授業などにより、例年通りの開発時間が確保されています。この日は、6つの仕様発表がありました。発表後、4名の客員教授の講評で「従来よりも、充実した内容の仕様ができている」との評価をいただいています。これからこの仕様に基づき、来年の3月に向けて、開発が進められます。

5つの開発テーマ

  1. 1. 協働ロボットの機能安全に係る接近システム
     および弁当盛り付けシステムの開発
  2. 2. ピースピッキング試作装置の開発
  1. 3. 海中作業用ロボットの開発
     ・養殖場点検ロボットの開発
     ・船底点検ロボットの開発
  2. 4. 自律型トマト収穫ロボットの開発
  3. 5. 学生ロボコン対応ロボットの開発

開発テーマ仕様発表(各およそ10分)

1.協働ロボットの機能安全に係る接近システム
および弁当盛り付けシステムの開発

 2.ピースピッキング試作装置の開発
(企業との共同開発のため動画は掲載できません)

3.海中作業用ロボットの開発
養殖場点検ロボットの開発

3.海中作業用ロボットの開発
船底点検ロボットの開発

4.自律型トマト収穫ロボットの開発

5.学生ロボコン対応ロボットの開発

技能五輪全国大会出場決定 電気エネルギー制御科2年

(2020年8月18日)

 第58回技能五輪全国大会が11月13~16日に愛知県で開催されます。当校は、昨年に引き続きメカトロニクス職種に電気エネルギー制御科の学生が参加します。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、この大会の選考会にあたる若年者ものづくり競技大会が中止になりましたが、昨年度の成績など今までの実績により出場権が与えられました。

 二人の学生は、ほぼ毎日、授業後に練習し11月の大会まで続きます。メカトロニクス職種は、多くの大手企業の参加と技能五輪国際大会の出場選考会も兼ねているため競技レベルが非常に高いものとなっているためです。学生のひとりは「企業の人を驚かせるように頑張りたい」と意気込みを語っています。

 教員による指導。当校の教員は、大手企業メカトロニクス職種参加のためのマニュアル作りにも関わっています。

第3回建築設計競技会に向けて 建築科2

(2020年8月17日)

 専門課程2年では、これまでの学びの集大成として総合制作実習があり、テーマごとに学生主体のグループワークによって取り組みます。そのうちの一つのグループが建築設計競技会に挑んでいます。この競技会は、社団法人実践教育訓練学会主催で今年で3回目。7月末の締め切りに向けて頑張っています。昨年度の競技会において当校は「2等株式会社アイディホーム賞」を受賞しています。
 今年のテーマは、「環境に配慮した住宅」。学生の考えたコンセプトは「川風を取り入れる」、「土壁の家をつくる」で、立地の条件を利用した住宅を設計するため、建築現場を小倉北区の紫 川沿いに設定し、実際に現場に行って環境などを調べ制作しています

 建築科総合制作実習全体の朝礼

 テーマ別の朝礼

 制作中の様子

制作中の様子

スポーツの時間 建築科1年

(2020年8月7日)

 新型コロナウイルス感染症防止の影響で、学生は授業時間がタイトになり、宿題が増え、夏休みが1週間に短縮されと、とてもハードな状況にいます。それでも、毎日、目標に向かって頑張っています。この日は、久しぶりのスポーツの時間。皆、思いっきり声を出して楽しんでいました。

※密にならないのように、体育館と屋外に分かれています。

スポーツの時間 建築科1年

鋼構造実験 建築施工システム技術科2年

(2020年8月5日)

 応用課程では、建築施工を中心に学びを進め、建物が設計通りの品質で安全に造られるための構造についても実験などを通して学びを深めます。この日は、梁ウェブ溶接部破断の載荷実験が行われました。学生が溶接、ボルト施工、組立まで行って実験素材の鋼構造物を製作し、この実験を通してその耐性について検証を行いレポートにまとめます。建築系では建築施工職種に就く学生が多く、即戦力として基本を身に付ける機会となります。

 試験機と破断した鋼構造物

 実際の現場を模しています。

 実験の様子

 検証するためのデータを記録しています

 実験の結果

 実験後、検証のための記録撮影

 実験後、検証のための記録撮影

 溶接部が破断しています。

実験の様子

NHKロボコン2020出場を目指して 応用課程開発課題学生ロボコンチーム

(2020年8月5日)

 2019年度学生ロボコンチームは、「NHK学生ロボコン2019」本選に出場することができました。その功績により当機構本部の開発課題コンクールにおいて「最優秀賞」を受賞しました。2019年度のメンバーは今年4月に就職し、それぞれの職場で学んだ専門分野を活かしています。  現在、今年の2020年度学生ロボコンチームは「NHK学生ロボコン2020」に向けて開発を進めており、1月の第1次ビデオ審査を通過し、第2次ビデオ審査に向けて調整中です。新型コロナウイルス感染症の影響がありましたが、今のところ開発は順調に進み、本大会出場への期待が高まっています。大会は8月23日(日)に東京で行われる予定です。 この日は、校長から、指導教員に対する最優秀賞の盾の授与と今年のチームへ激励がありました。

NHK学生ロボコン2019

 2019年学生ロボコンチーム

 NHKロボコン2019出場

 4脚ロボットMR-2

 全方向移動ロボットMR-1

NHK学生ロボコン2019本選の様子

 当機構から頂いた最優秀賞の盾

NHK学生ロボコン2020

 2019年度担当教員に盾が贈られました

 岡田校長から2020年度学生ロボコンチームへ激励

授与の様子

 2020年度学生ロボコンチーム

 開発中のロボット

 開発中のロボット

 チームで開発します

 プログラムの調整中

 スムーズに操作できるように調整中

開発、調整の様子

ライントレースカー製作 電子情報技術科2年

(2020年7月2日)

 電子情報技術科2年生では、1年生で学んだ電子回路、プログラミングの技術をもとに、回路・配線パターンの設計、部品のはんだ付け、C言語プログラミングまでを一人で行います。実習では、赤外線センサ、PICマイコンを使用してライントレースカーを製作します。黒色が光を吸収することを利用してラインを識別し、ラインに沿って走行できるようにプログラミングします。

 製作したライントレースカー

 配線パターンの設計

 基板加工中の様子を確認

 加工機のドリルで基板を削り
配線パターンを作ります

 基板加工後、テスタでパターンの
導通を確認します

 部品をはんだ付け中

 コロナ禍の中、換気、消毒、マスクを徹底し、
実習に取り組みます

 3つのセンサでラインの輪郭をとらえ、
2つのモータとタイヤで左右に向きを変えます

 ラインに沿って移動します

 パソコンからライントレースカーに
制御プログラムを書き込みます

製作の様子

※新型コロナウイルス感染症防止のために、窓を開けエアコンを使用しています。実習という性質上、学生間の距離は近くなりますが、手洗い、アルコール消毒、マスク着用を徹底しております。

電気実習 オームの法則 電気エネルギー制御科1年生

(2020年7月3日)

 6月23日の実習は、高校の物理で学ぶオームの法則(電流、電圧、抵抗の3つの関係)を確認する実習を行いました。電気を学ぶ学生にとって、オームの法則は最初に覚える法則でありますが、計算から導き出される値と実際に測定した値が一致することを実験することで、理論が正しいことを確認します。
 測定をするには、電圧計や電流計などの計測器があります。当校は約7割の学生が普通科高校からの進学者であり、初めて見る・触る計測器がありますが、計測器の特徴や使い方など実習を通して理解を深めることにより、ものづくりにおける実践力を育成していきます。
 九州能開大では、初歩的な実習から基礎を固め、様々な実習を通して、高度な内容をしっかり学んでいきます。

 教員による実習内容の説明

 安定化電源、ダイヤル抵抗器、電流計、電圧計

 機器の接続中

 グループで行います。

 計測器の扱い方も習得します。

 実測値と理論値を比較し確認します。

 教員による確認

授業の様子

※新型コロナウイルス感染症防止のために、窓を開けエアコンを使用しています。実習という性質上、学生間の距離は近くなりますが、手洗い、アルコール消毒、マスク着用を徹底しております。

生産システム系開発課題発表会

(2020年3月24日)

 これからのものづくりに対応していくためには、生産現場の知恵と新しい技術を結び付け、それを活かすことができる人材が求められています。
 当校の生産システム系開発課題は、その生産・製造現場のリーダーを目指した教育訓練の集大成として、4年生で実施します。テーマごとに生産機械システム技術科、生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科の学生が数名ずつ参加し、プロジェクトとして開発を行います。
 異なる専門分野の科の学生が集まる開発課題のプロジェクトは、学生にとって初めての経験であり、チームワークやコミュニケーションの重要性を認識しながら、企画、設計、試作、製作、評価というプロセス経験します。これらは、一般大学でほとんど経験できない貴重なものです。
 昨年の4月からおよそ1年かけたプロジェクトが終了し、2月21日(金)ポリテックビジョンにおいて、各テーマの代表者による製作発表がおこなわれました。その後、3月には各科において個人発表会が行われました。

ポリテックビジョン2020での製作発表の様子

6つの開発テーマ

1.自律型トマト収穫ロボットの開発
2.学生ロボコン対応ロボットの開発
3.協働ロボットの機能安全に係る接近システムの開発および弁当盛り付けシステムの開発
(以下、「協働ロボットの開発」と表記)
4.ピースピッキング試作装置の開発
5.海中ロボットの開発
6.計量システムの開発

1.自律型トマト収穫ロボットの開発

生産電子情報システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 初めての3科合同の課題で、初めは他科のメンバーと全く打ち解けることができませんでした。ミーティングでも話が進まず、このままで本当にロボットが完成できるのだろうかと心配しました。その後、タスク管理ボードを使用し、一人ひとりの仕事がわかるようになり、そこで話し合いが生まれ、チームとしてよい雰囲気になって行きました。そして、他科の作業を理解しようと努めたことで、製作装置に対する知識や思い入れが深まり、自分の作業にも責任感を持つことができるようになりました。

2.学生ロボコン対応ロボットの開発
NHKロボコン2020のラグビーロボット2機

生産電子情報システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 この課題を通して、一番感じたことは計画を立てる重要性です。先のことを考えずに計画を立て部品発注や設計をしていたため、開発に遅れが生じ、他科の作業にも影響を与え大きな迷惑をかけてしまいました。スケジュールの立て方や、段取りなど先を見通す力が必要だと身をもって経験しました。そのなかで全体製作では、ブレーンストーミングを用い、みんなで活発な意見交換ができたため、問題を解決しながら進めることができ、チームでのものづくりの楽しさも学ぶことができました。

3.協働ロボットの開発

生産電気システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 開発にあたり、スケジュール通りには進みませんでした。その原因は、自分の仕事全体に対する理解力不足だと考えています。スタート時は余裕を持っていましたが、開発が進むにつれ、自分の仕事が予想よりも多岐に渡っていることに気づき慌てました。それは、他科のメンバーとのコミュニケーション不足によるものでした。4月から就職しますが、この経験をその仕事で活かしていきたいと思っています。

4.ピースピッキング試作装置の開発

生産機械システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 製作仕様の検討は4月から5月末まで議論を続けました。そして、多くの意見を出し合い、グループで考えを精査したことにより、装置の方向性を全員が共有でき製作をスタートすることができました。また、製作中もみんなの要望を頻繁に聞き取ったため、昨年と比較するとかなり優れたものができた部分もありました。この課題を通して、各個人の意見をまとめる大変さ、工程管理の難しさと共に、新しい技術を使いこなせる面白さも学びました。

5.海中ロボットの開発

生産電気システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 この課題を通して、水中という環境で機体を動かす難しさを痛感しました。水密性の確保のために、様々な水密法を学び、水流の中で機体を安定させるために、機体の形状を考え、そして、自然環境に耐えられる耐食性や伝熱性、さらに重量を考慮した材料を選定することを学びました。また、プールのような穏やかな環境で正常な動作をしていても、海での波などの外乱がある環境では動作が困難になるため、実際に使用される環境での検証の必要性を学びました。

6.計量システムの開発

生産機械システム技術科の学生による個人発表

学生の声

 この課題は企業から依頼を受け、その企業の要求仕様を満たす製品を1年かけて製作します。企業が何を要求し、どのようなシステムを求めているかを、まず理解して進める必要がありました。その中で、自分の専門外の作業もあり、自ずと他科の知識を深めることができました。
 この課題の仕様では、シビアな計測精度が求められています。その計測精度は電源ノイズや振動などに影響されるため、その対策が今後求められています。

ページトップへ