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利用者の声

テクニカルオペレーション科修了生(K様 平成23年7月入所生)

テクニカルオペレーション科に入った経緯を教えてください。

 病気を機に勤務していた会社を退職しました。職業安定所でポリテクセンターの存在を知り、以前から機械加工に興味があったので、テクニカルオペレーション科を希望しました。

職業訓練を受講されていかがでしたか?

これを見ているという事は少しでも、機械加工に興味がある方や、もう少し勉強をしようかな?と考えている方がほとんどだと思います。私は機械加工の経験が一切ないので、加工を元々されていた方達が講義を受講されたらどうかは判りませんが、初心者の方で気になる方なら一度見学されて見るといいと思います。ここでは、普通の学校では体験できない事が体験できます。

作業風景

 まず、年齢層が幅広いので、年上の方から貴重な経験や体験談を聞くことができます。会社みたいに上下関係のルールはなく、皆が同じ目標に進む仲間だという認識が芽生え、時には励まし合い、助け合う事が出来ました。改めて、そういう事を見直せたのも良かったと思います。
 また、初めての方はいろいろ不安だと思います。正直に言うと私も不安でいっぱいでした。私の前職は、販売で機械加工は全くの初心者でした。もちろん、周囲からは猛反対で、耳が痛いこともたくさん言われました。でも、そのおかげで「絶対にものにするぞ!!」とより強く気持ちを持つ事が出来ました。実際に加工を体験して感じたことは、「すごく大変」の一言でした。私が普段使う機械といえば、趣味の日曜大工で触る電気ドリルや電気丸のこぐらいです。YouTubuなどの動画サイトで見る限り、職人さんがサクサク削っているという印象で、何とかなるだろうという安易な考えもありました。でも、思っていた以上に繊細で根気のいる作業でした。その分出来た時のうれしさは、今までにないようなものでした。あの時見た職人さんのようにスムーズにはいきませんが、何とか削ることができるようになりました。それも、根気強く指導してくれた先生方のおかげです。何をするにも習得するのが人よりも遅い私を指導するのは大変だったと思います。また製造業への就職が決まり、ドリルなどの刃物を研がなければならないと伝えると、すぐに対応して頂き、テクニカルオペレーション科では実施していない砥石取り換えの授業を受講できるようにして頂きました。また修了までの放課後等の空いた時間には、実際の刃物の研ぎ方まで教えて頂き、先生方には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

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