応用課程生産機械システム技術科

ABOUT学科について

あらゆる産業基盤を支える高度実践技術者を育成

生産機械システム技術科は、その応用分野を含めた技術領域が大変広く、あらゆる産業基盤を支えるものづくりの原点となる分野です。CAD/CAM/CAEなどのデジタルエンジニアリングおよびナノテクノロジーなどの機械技術を中心に機械制御技術、情報技術などを学び、生産管理部門に精通し、自ら困難にチャレンジでき、技術の進歩に対応できる21世紀を担う高度実践技術者を育成します。

生産機械システム技術科ホームページ

カリキュラムの特色CURRICULUM

現場のリーダーたる生産技術者、創造力豊かな設計・開発技術者、自らも試作できる製品開発技術者、先端加工技術者、創造力豊かな未来の卓越技能者を育成します。

科学、技能、技術を三本柱に生産システム系共通科目と機械設計、精密加工、機械制御、生産情報を主要専門科目とした体系的なカリキュラムを構成しています。応用課程カリキュラムの最大の特徴は1年次においては標準課題実習、 2年次においては開発課題実習となリます。各自の専門性の追及、 プロジェクト方式によるリーダー養成、問題解決法、企画力など実際の製品開発を体験することで、現場のリーダーとなりえる高度実践技術者の育成を行っています。

主な実習TRAINING

精密加工応用実習

機械図面の作成から精密加工、 組立・調整までの作業を通してものづくりができる加工技術の具体的な活用方法を習得します。

超精密加工実習

ナノメートルの加工精度を達成するためには様々な環境条件(温度・湿度・振動・クリーン度)を整えることが必要になることを理解した上で、各種加工原理に基づいた高精度加工・微細加工実習を行います。

CAD/CAM応用実習

3次元CAD/CAMシステムによる3次元モデリング技術および3次元加エデータの作成、高速マシニングセンタによる高速加工技術を習得します。

センシング応用実習

自動化機器、自動化ラインに用いられるセンサの特性、活用技術を習得します。

自動化機器応用実習

PLC(プログロマブル・コントローラ)を利用したアクチュエータやセンサ等の制御手法とタッチパネル活用技術について学び、機械を自動化するための制御技術について習得します。

生産自動化システム実習

組立の生産自動化システムを構成する産業用ロボット、 搬送機器、視覚認識装置、各種センサなどの取扱法、操作法ならびにプログラム法、自動化機器を構成するACサーボモータ、ステッピングモータの制御技法、自動化システムの通信ネットワーク技法、PLCのSFC言語によるプログラミング技法を習得します。

目指せる資格・主な就職先CAPACITY・POST

資格

  • 国家公務員Ⅰ種・Ⅱ種

技能検定

卒業後は以下の5職種が学科試験免除となります。
(ただし、1級は2年以上の実務経験が必要。)

  • 機械加工
  • 機械·プラント製図
  • 仕上げ
  • 機械検査
  • 切削工具研削 1級、2級

目指せる職種

機械加工技術者、機械設計技術者、機械保全技術者、機械検査技術者、機械組立技術者

主な就職先50音順

王子タック(株)、宇都宮工場 関東鉄工(株)、キャノンオプトロン(株)、(株)小松製作所、JFEスチール(株)、東日本製鉄所 JUKI(株)、(株)情報技研、(株)DNPエンジニアリング、電気興業(株)、(株)トラストテック、(株)ナカニシ、日本アイ・エス・ケイ(株)、日本サーモスタット(株)、(株)日本ワイパブレード、(株)フジシール、古河電池(株)、(株)マーレフィルターシステムズ、三菱マテリアル(株)、(株)ミューチュアル、森尾電機(株)、ユニプレス(株)、(株)リンテックなど
職業訓練指導員になることもできます。

進学先

公立大学法人首都大学東京、産業技術大学院大学

ABOUT学生の声

様々な実習機器を使い,仲間とともに喜びを体験できる

栃木県立真岡工業高等学校出身

赤羽 雅希

専門的な知識や技能を学び、生産現場で活躍できる人材になりたいと思い関東能開大を選びました。応用課程の開発課題実習では電気、 電子情報の学生と一緒にワーキンググループ方式で、 企業から頂いたテー マに沿った装置を製作します。専攻分野が異なる学生同士のグループで行うので、始めは他科の学生がどんなことをどこまでできるかが分からず、お互いに無茶な要求をお願いすることもあります。しかし、実習を進める中で他科の学生の考え方が少しずつ理解できるようになり、またイメージとの差を学ぶことができます。仲間と共に問題を解決し、うまくいった時は喜びもひとしおです。様々な実習機器があり素晴らしい先生方がいる、恵まれた環境で学べるのは能開大だけだと思います。

私は大学校に入学してから特に製図の勉強に力を入れました

栃木県立栃木工業高等学校出身

猪野 照高

製図を学んでいく中で、図面を描くために必要な規格やCAD操作などの知識を得ることができました。毎日、練習し、図面の読み書きやCAD作業の時間短縮を図リ、若年者ものづくリ競技大会では入賞することができました。身に付けた知識と技能は、標準課題実習などでの課題製作時にも活かすことができました。また、自分が学んだことを友人に教える中で、人に教えることに興味をもち、職業訓練指導員への就職を希望しております。この実践的な実習の経験を通して、学んだことが社会に出ても役に立つだろうと思いました。実践的な能力を身に付けて、活躍できるように頑張っています。

標準課題実習例WORKS

自動選別搬送装置の製作

ワークの色の違いを判別し、種類ごとに整列させる「自動選別搬送装置」をテーマとしています。グループごとに独自の製品開発を行い、 課題の設計·製作を通して精密加工技術、自動化技術、組立調整技術を習得することを目標としています。また、グループ活動による製品開発の経験から、生産現場のリーダーに必要な技術·技能や能力を育成します。

履修科目一覧

共通学科 (18単位)

工業技術英語、生産管理、品質管理、経営管理、創造的開発技法、工業法規、 生涯職業能力開発体系論、安全衛生管理

専攻学科 (10単位)

製品材料設計、精密機器設計、自動化機器設計、精密加工応用、超精密加工計測制御、センシング、自動化機器、生産自動化システム、通信ネットワーク

専攻実技 (64単位)

電気・電子機器実習、情報機器実習、CAD/CAM応用実習、CAE実習、精密加工応用実習、超精密加工実習、計測制御応用実習、センシング実習、自動化機器応用実習、生産自動化システム実習、通信ネットワーク実習、標準課題(精密機器製作課題実習、自動化機器製作課題実習)

応用 (54単位)

開発課題(精密機器設計製作課題実習、自動化機器設計製作課題実習など)

教員紹介

氏名 専門分野 担当科目
菅野 金一 Kanno Kinichi 溶接、機械加工 精密加工応用実習、生産自動化システム実習、標準課題、開発課題
中村 正美 Nakamura.Masami 機械設計・製図、機械加工 精密加工応用実習、CAD/CAM応用実習、数値制御、標準課題、開発課題
小島 篤 Kojima Atsushi 機械加工、CAD、CAE 精密加工応用実習、CAE実習、数値制御、標準課題、開発課題
永野 善己 Nagano Yoshiki 機械加工、CAD/CAM 製品材料設計、精密加工応用実習、標準課題、開発課題
安井 雄祐 Yasui Yuusuke 機械加工、機械設計、計測制御 精密加工応用実習、計測制御応用実習、標準課題、開発課題