グローバルなものづくりを支えるのは設計図面であり、その標記には世界標準で幾何公差が義務化されています。しかし、日本の一般的な設計現場において幾何公差自体使われず、使われても適正でない部分が見られるのが実態です。このセミナーは、今までの寸法公差との違いを明確にし、幾何公差ならではの効率的な適用方法、及びその測定・検証方法も習得できるものです。即設計業務に展開し、ものづくりの国際競争力を付けることを目的としています。
1.幾何公差方式適用の目的
(1)幾何公差方式適用の現状
(2)幾何公差の有効性
(3)サイズ公差と幾何公差
(4)幾何公差のメリット
2.幾何公差とは
(1)幾何公差の用語
(2)データム
3.幾何公差の図示方法の基本
(1)公差記入枠とサイズ公差の描き方
(2)データムの描き方
(3)特別な幾何公差・データムの指示
4.各幾何公差の説明と測定方法
(1)形状公差(真直度・平面度・真円度・円筒度・輪郭度)
(2)姿勢公差(直角度・平行度・傾斜度)
(3)位置公差(位置度、同心度・同軸度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度)
(4)振れ公差(円周振れ・全振れ)
5.幾何公差の有効な活用法
(1)複数幾何公差の設定方法
(2)公差解析と幾何公差の関係
(3)普通幾何公差
6.総合演習
7.まとめ
コース番号 3M021 幾何公差の解釈と活用演習 受付終了
訓練日程
6/20(木)、21(金)
実施時間帯
9:30~16:30
総訓練時間
12時間
受講料
22,500円(税込)
定員
12名
対象者
設計業務に従事し、幾何公差を図面に正しく表現できずにお悩みの方
訓練内容
使用機器・教材
テキスト(㈱プラーナー発行)
持参品・服装
筆記用具
実施場所
ポリテクセンター静岡
備考