離職者訓練 利用者の声
2017年度入所 溶接技術科の女性受講生に話を聞きました
前職と、訓練の様子について聞きました。
堂下さん
遊園地のスタッフをしていました。その時、乗物の整備として溶接をしているのを関心を持って見ていました。
溶接技術科の訓練を受けようとはその時は思っていなかったけど、ハローワークの相談の中で溶接技術科に行ってみようと思うようになりました。
洲上さん
前職は保育園で給食の調理員をしていました。小さいころから手芸、料理が好きで、モノづくりにも興味を持っていました。あと、フォークリフト技能講習を受けたいと思っていました。
溶接の感覚は、料理のホイップクリームをちょんちょんとのせることや裁縫の一目一目を縫うことのようなものであると思います。溶接は細かい作業なので料理や裁縫の得意な人など細かい作業の得意な人は溶接に向いていると思います。
6月からの訓練は、半自動、TIGと溶接をする訓練が多かったです。アルミでさいころを作るなどして楽しかった!溶接の訓練で最初は火の粉が飛ぶなど恐怖感もあったけど、今は慣れなんとも思わなくなりました。また、仕事のむつかしさよりも手順を覚えるのに最初は苦労したけど、慣れて覚えてしまえばなんともなくなった。体力的にきついと思われるかもしれないけど、最初は重さを感じたこともあったが今は慣れました。訓練の受講は仕事とは違い、ストレスは感じられず健康によいと思っています。
服部さん
前職は、コンビニやチェーン店の内装をする会社の事務をしていました。電気やクロスの職人さんと接する機会があり、職人さんは、技能にたけており、体で仕事をしておりサラリーマンと違う生き方だと感じていました。施設見学会で溶接技術科を見学して、職人さんと同じ雰囲気を感じました。これで溶接技術科とつながりを持てたかなぁ。
9月からの3か月の訓練は「金属加工基本」、「被覆アーク溶接」、「構造物作成」を行っています。訓練は、指示された課題をよく呑み込めずにやるときもあるけど、わかっている仲間の訓練生からポイントを教えてもらい助かっています。
大久保さん
光ファイバーの接続などの検査をする仕事をしていました。高所作業車技能講習修了証を持っており、時には電柱まで上がることがあります。前職を続けることもできたけど、管理業務になってきたため、事務よりも現場で働きたいと思い、新しいことにもチャレンジしたいと溶接技術科を選択しました。