建築物や構造物に荷重がかかると内部に変形や歪み等が発生し破損や倒壊につながり、重大な事故を引き起こす可能性があります。そのため安全性を保つためには構造設計の概念を習得する事が重要になります。本コースでは力学に基づいた構造計算を学びます。
1.静定構造物の応力解析
(1)はり
(2)ラーメン
(3)トラス
2.不静定構造物の応力解析
(1)たわみ角法
(2)固定モーメント法
3.部材断面の力学
(1)断面の性能
(2)応力度
(3)断面の主軸
4.変形解析
(1)弾性曲線式
(2)仮想仕事の原理
(3)モールの定理
5.構造力学演習
(1)片持ち梁の変形と断面係数
(2)単純支持梁の変形と断面係数
6.座屈
(1)オイラー座屈
(2)局部座屈・横座屈
7.塑性解析
(1)全塑性モーメント
(2)終局耐力
8.水平荷重と層せん断力
(1)風荷重の考え方
(2)地震荷重の考え方
(3)層方程式
(4)層せん断力
9.マトリックス構造解析
(1)剛性マトリックス
(2)データ入力