設備の設計や施工、維持管理は建築躯体との関係も深く、配管配線は隠蔽になることから業務を行う上で非常に難しい領域になります。本コースでは、施工実習を通して隠蔽配管と躯体との関係や水廻りで起きるトラブルを理解し、設計や施工、アフターサービスのポイントを習得することを目標としています。
1.設備計画をはじめる前に
(1)建築設備とは
(2)戸建住宅の設備
(3)集合住宅の設備
(4)現地調査
2.給水設備
(1)給水設備の調査
(2)給水方式と水圧
(3)必要水量と給水引込口径
(4)受水槽
(5)給水経路と配管材料
3.排水設備
(1)排水設備の調査
(2)排水経路(戸建住宅 集合住宅)と配管材料
(3)枡の設置(排水、雨水)
(4)雨水計画
(5)浄化槽の選定
4.給湯設備
(1)給湯方式と給湯量
(2)給湯設備の種類と設置
(3)ガス設備
5.水回りのプランニング実習
(1)衛生機器の選び方
(2)建築躯体と設備、配管の関係
(3)動線、ふだんの行動分析
(4)プランニング実習
6.施工実習
(1)施工プランの作成
(2)排水配管施工
(3)給水配管施工
(4)衛生機器取付
7.アフターメンテナンス
(1)給排水、衛生設備のメンテナンススケジュール
(2)トラブルと対策
(3)アフターメンテナンス