機械・精密測定/機械検査の生産性向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた測定実習を通し、三次元測定機による測定結果のばらつきの要因を理解し、測定結果の信頼性を判断できる能力と、生産活動に見合った測定品質(測定点数や測定位置など)の改善に関する技能・技術を習得します。
1.三次元測定概論
(1)三次元測定機の特徴、構成
(2)精度試験方法
(3)三次元測定機の不確かさ要因
2.三次元測定実習
(1)プローブの選択、校正の注意点
(2)座標系設定における留意点と効率化
(3)測定のポイントと効率化
3.製品の測定
(1)各機能を利用した効率的な測定方法の検討
(2)ワークサンプルを使った測定実習
イ.ワークの説明
ロ.測定のポイント
4.測定方法の検討と実践
(1)各種部品の測定実習(グループワーク)
イ.形状及び要求精度の確認
ロ.測定物座標系の検討
ハ.測定順序と出力内容の検討
二.誤差の要因
(2)評価及び改善
5.測定の評価と改善
(1)三次元測定データの評価について
(2)より精密な測定をするための改善策等
6.まとめ
(1)質疑応答・評価