荷重や外力の流れに配慮して、間取りと構造安全性の関係を分析します。架構設計や壁の設計演習を通して、木造住宅の構造安全性を高めていきます。リフォームやリノベーションでの間取り変更でも構造安全性を検討できるスキルを身に付けます。
1.住宅の構造 安全性の基本
(1)住宅の構造安全性とは
(2)各基準と構造安全性の比較
イ.建築基準法 平成12年(2000年基準)
ロ.住宅性能表示制度
ハ.木造住宅の工事仕様書(住宅金融支援機構)
(3)基準の変遷と住宅被害
2.間取りと構造 安全性の関係
(1)地震被害、瑕疵保険利用物件から見る間取りと構造安全性
(2)直下率チェック
イ.柱直下率
ロ.壁直下率
ハ.直下率チェック図から分析する構造安全性
3.構造性能を高める架構設計
(1)柱の設計
イ.柱配置のルール
ロ.柱の配置から読む荷重と外力の流れ
ハ.荷重負担から考える使用樹種、寸法
(2)壁の設計
イ.構造安全性から考える耐力壁の配置のルール
ロ.耐力壁線
ハ.平面バランス・立面バランス
(3)構造通り芯
(4)横架材の設計
(5)架構設計 伏図作成演習
4.リフォーム・リノベーションに対応する架構設計
(1)間取り変更の基本ルール
(2)荷重・外力の流れの変化
(3)補強の必要性
(4)間取り変更後の構造安全性の確認
(5)設計演習
◆1日目の学科講習は、「対面受講」または「オンライン受講」のどちらかから選択できます。
◆2日目の実技講習は、ポリテクセンター関東にお越しいただき、実習を実施します。
◆オンライン配信を受講いただくには、以下について各自でご準備いただきます。
①受講用の端末(パソコン、タブレット等)
②インターネット接続環境
③WEB会議アプリケーション「Microsoft Teams®」(アプリ版)
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◆ログオンアカウントや接続方法等のオンライン配信受講に係る詳細等はお申込手続き終了後にお送りいたします。