試作/解析/評価の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた研究・開発、設計、生産技術、製造技術の各分野で品質工学を実践するための手順を実験演習を通じて、開発期間の圧縮と市場におけるトラブルを未然に防ぐことを両立させる設計技術を習得します。
1.品質工学の概要
(1)品質工学における品質の定義
(2)損失関数
(3)パラメータ設計の役割
(4)目的機能と基本機能
(5)様々なSN比と事例紹介
2.実験計画
(1)統計的推測
(2)分散分析の目的
(3)データの変動と寄与率
(4)直交表を用いた実験
(5)直交実験の解析演習
3.パラメータ設計演習
(1)設計演習の内容説明
(2)設計対象「紙コプター」の目的機能
(3)直交表に基づいた機体の製作
(4)直交実験と解析
(5)設計目標の提示
4.確認実験
(1)実験演習の結果による分散分析
(2)最適条件の導出
(3)確認実験のための機体製作
(4)確認実験
5.まとめ
(1)質疑応答・評価