Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.ICT分野を活用したロボットの劣化具合の診断ができないか検討していて、まずはどういうものなのかを知るためにセミナーを受講しました。
受講したことで、より具体的に検討をすすめることができています。活用するためには課題があることがわかり、それは受講して演習でやってみることではじめてわかることだったと思います。
Q.仕事に活かされていますか?
A.LANに関するセミナーは社内通信システムの構築に役立ったと感じます。
通信関係の言葉の意味が分らず苦労していたのですが、セミナーの中で教えていただいて理解できるようになりました。
Q.ポリテクセンター福岡をまた利用したいと思いますか?
A.はい。これまでも溶接や研削などのセミナーを受講してきました。年に2~3コースは受講しています。
業務上、電気的な故障の予防や機械的な部分の診断などが必要になるため、機械、電気、診断など、オールマイティな知識が必要です。ポリテクセンター福岡では幅広い分野のセミナーを受講できるので助かっています。
在職者訓練 利用者の声
日産車体九州株式会社

日産車体九州株式会社は2010年1月に本格稼動したグローバル日産のINFINITIブランドの生産を許されている工場です。
多くの自動車・部品メーカーが進出し、また目覚しい発展を続けるアジア地域との物流メリットが大きい北九州地区に立地しています。
受講者の声(一ノ瀬 様)

3年ほど前から車体工程(溶接などで車の骨格を作成する作業)に使用する産業用ロボットの点検・診断などを担当しています。 もともとは車体工程のラインのメンテナンスを担当していました。
ご担当者の声(阿部 様)

Q.能力開発セミナーを知ったきっかけは何ですか?
A.九州に弊社ができる前は、神奈川で保全業務をしていました。
その時は県内の日産グループの社内研修施設で教育をしてもらっていたのですが、北九州に来てからは神奈川への移動にかかる時間や金銭面の負担が大きく、研修を受けさせにくくなっていました。
さらに新型コロナウイルスの影響により教育がストップしてしまったため、新たな教育の方法を模索していたところ、インターネットでポリテクセンター福岡のセミナーを見つけた一ノ瀬から受講したいとの申し出があったのが最初です。
当時、TIG溶接機の導入を検討していて、その練習のために受講してもらいました。それからは、一ノ瀬個人としても様々な分野のセミナーを受講していますし、今年度(令和6年度)は延べ20人以上にセミナーを受講させています。
Q.能力開発セミナーを利用していかがでしたか?
A.受講者からセミナー内容や所感の報告を受けた時に「こういう部分の教育が不足していた」など、気付かされる部分もありました。
Q.今後、能力開発セミナーをどのように活用していきたいと考えていますか?
A.ポリテクセンター福岡のセミナーを含め、様々なコンテンツの中から、各現場の管理者が受講してほしいコースと本人が受講したいコースを組み合わせて、人材育成の計画を立てています。
今後も計画的に活用していく予定です。
新生ビルメンテナンス株式会社 様

新生ビルメンテナンス株式会社は総合ビル管理業として「お客様の役に立てるか」を常に考えてサービスの提供をすすめています。
消防設備点検、LEDの照明工事、トイレの修理などのビルメンテナンス全般の業務を行っています。
受講者の声(棚町 様)

Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えて下さい。
A.もっと早く受講しておけばよかったと思いました。ビル管理業務で働いて14年目になるので経験上、既に知っている内容が多かったのですが、カットモデル(便器や流し台などの設備を切断し、内部構造を見えるようにした教材)を使用した説明は分かりやすいと思いました。
トラブルの事例についても「ここに問題がある可能性がある」というところを見ながら説明してもらえるので 、もっと早く受 講していれば困ることが減っていたのではないかと思いました。
Q.能力開発セミナーで特によかった点を教えて下さい。
A.後輩の教育が課題でしたが、セミナーでの教え方を参考にしています。
セミナーで設備の展開図を見た後に実際にパーツを並べて取り外ししたのが分かりやすかったので、後輩に教育する際も現場に行く前に展開図を見る様に指導しています。
ご担当者の声(稲富 様)

Q.能力開発セミナーを知ったきっかけは何ですか?
A.以前から、ポリテクセンターの訓練受講生に対して求人※を出していましたので、施設については知っていました。社員教育の充実を図るため今年度初めて従業員に受講してもらいました。
※求人…ポリテクセンターでは求職中の方を対象に、ものづくり分野の専門的な知識や実践的な技術を習得し、就職を目的とした訓練を実施しています。訓練受講生に対する求人をご検討の方はご相談ください(就職支援室 TEL:093-641-0072)。
Q.能力開発セミナーを利用していかがでしたか?
A.セミナーの受講者には社内講師を担当してもらったり、部内会議で学んだことを発表してもらったりして社内で共有しています。
ビル管理の職種の中でも設備に関するセミナーはほとんどないので、助かっています。
Q.今後、能力開発セミナーをどのように活用していきたいと考えていますか?
A.これまでは会社指示という形でセミナーを受講してもらっていましたが、今後は社員各自でセミナーパンフレットやホームページなどを見てもらい、自分の知識などが不足している分野・更に勉強したい分野を考えて、会社に申請してくれた人を優先的に受講してもらいたいと思います。
また、ビル管理に関する設備にもAIなど、新しい技術が導入され始めているため、管理職も含め、最新の情報をアップデートしたいと思っています。
株式会社富士建 様

株式会社富士建は地盤改良などの基礎工事に使用するスクリューの製作・整備・修理(ヘッドの取付など)を行っています。
携わった製品は一般住宅から天神ビッグバンなどの大規模工事まで、さまざまな規模の工事で使用されています。
受講者の声

金丸 様

冨永 様
Q.仕事ではどのように活かされていますか?
A.社長のすすめで「TIG溶接技能クリニック」を受講しました。まだ業務ではTIG溶接を使用していませんが、他の工場では使用することがあると聞いていますので、使用する機会があれば今回のセミナーの内容を活かしたいです(冨永)。
業務で厚板の溶接をする機会が多いので「〈匠塾〉溶接作業における高度熟練技術」「半自動アーク溶接技能クリニック※」で学んだ多層盛り・すみ肉についての内容が役に立っていると感じます(金丸)。
※〈匠塾〉…北九州マイスター(北九州市が認定するものづくり分野の高度熟練技能者)が講師を担当するコース。北九州マイスターに直接質問し、指導を受けることができます。
令和7年度は毎年開講している「〈匠塾〉溶接作業における高度熟練技術」に加え、新たに「〈匠塾〉旋盤作業における熟練技術の継承」を開講予定です。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えて下さい。
A.「〈匠塾〉溶接作業における高度熟練技術」と同時期に「半自動アーク溶接技能クリニック」セミナーにも参加したので、たくさん練習できました。
〈匠塾〉は週1回ずつのセミナーだったので、各回自分なりに課題を準備して質問することが出来ました。
これからも練習して綺麗な溶接が出来るようになりたいです。(金丸)
Q.ポリテクセンター福岡をまた利用したいと思いますか?
A.利用したいです。業務でボール盤などの機械を使用することがあるので、そういった内容のセミナーがあれば受講したいと思います(冨永)
ご担当者の声(山田 様)

Q.能力開発セミナーを利用していかがでしたか?
A.自分もフライス加工のセミナーを受講したことがあるのですが、特に〈匠塾〉は北九州マイスターから指導を受けることが出来るので安心感があります。受講者のセミナー後の様子を見ても、数日のセミナーでしたが、劇的に上 達したと思います。それは本人も感じているのではないでしょうか。
普段は、業務多忙の中で教えているため、正直、全てを教えきれている自信がない部分もあります。そういった部分をセミナーで細部まで親切に教えていただけるので頼りにしています。
株式会社村上精機工作所 様
株式会社村上精機工作所は主にユーラスバイブレーター(振動モーター)をの機械の部品加工から出荷までを行っています。その他にも産業用ブレーキ、運搬機器も製造しています。
受講者の声
重松 様

ユーラス機械の担当です。 仕事ではオークマのNCとマザックのNCとSL25という機械を担当しています。 プログラムについてや、鋳物用・鉄用のチップの違いを覚えるのが難しかったです。NC機械操作についてもオークマとマザックでX軸とY軸が逆だったり機械の操作が若干違ったところは苦労しました。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.プログラムの構成や鋳物の加工の動きが全くわからなかったのが、セミナーを受講して少しわかるようになりました。加工の際も教わった点を注意してみるようになりました。
Q.能力開発セミナーで特に良かった点を教えてください。
セミナーでは加工プログラムを自分で作ることが出来たのが良かったです。プログラムを自分で書いて打ち込んで動きを見たりするのがわかりやすかったです。
Q.仕事にどのように活かされていますか。
A.セミナーが終わった後に自分が担当しているNC機械でプログラムを作って加工してみると、教えてもらったようにできました。
大神 様
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.初めは全くプログラムの見方が分らなかったのですが、段取りの時やセンサーで測ったりする時などに、どこをどう測ったらいいかをプログラムを見ながら確認できるようになりました。
Q.能力開発セミナーで特に良かった点を教えてください。
A.図面を見ながら初めて自分でプログラムを作ることができ、会社にもどって自分でやってみてもできたのが良かったです。
Q.仕事にどのように活かされていますか。
A.今までは教えてもらったことだけをやっていましたが、セミナーを受講してからは自分で学んだことを活かせている感じがしています。
Q.またポリテク福岡のセミナーを受講したいですか
A.はい。他にも、工具や加工条件に付いてもっと詳しく学べるセミナーがあれば受講したいです。
この材料を削るときにこの工具でこの条件だとこういった加工ができる、といったことを実際にできるようなセミナーがあればいいですね。

ブレーキ機械の担当です。 仕事では汎用ボール盤とVM40という機械を担当しています。 プログラムを読んだり、段取りを自分で一から組むのに苦労していました。


ご担当者の声(樋口 様)
Q.能力開発セミナーを知ったきっかけは何ですか?
A.昔から受講しているのですが、工具メーカー主催の研修会があったときに行ったことがあって場所を先に知っていました。
近いというのもあり、最初は汎用旋盤に関するセミナーを受講し、それからからNCやマシニングなどのセミナーもあるということで他のセミナーも受講するようになりました。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えて下さい。
A.(今回インタビューにお答えいただいた)二人ともセミナーから帰ってきて、すごく積極的で前向きに自分から「やってみたい」「こんなもの作らせてください」と言ってきてくれて、実際にやってみていました。
分からないままだったのが分かったことで前向きになったように感じました。教えてもらった内容がすっと頭に入った、良く理解できたということだと思います。
他にも先を見て仕事ができるようになったと感じていて、理解したことをもっと深めたいという内容だったのかな、そういう指導だったのかな、と思います。
Q.能力開発セミナーをまた受講したいと思いますか。
A.はい。正直、セミナーの内容は上司や先輩が教えようと思ったら教えられますが、やはり教える人によって内容が違ったり抜けがあることがあって、個人個人で知る内容のばらつきがありますし、教える側も仕事があるので深く教えられないというところも実際のところあると思います。なので、能力開発セミナーで学んでもらってそれを基準に先輩から教えてもらったことを付け加えていって自分の能力にしてもらいたいと考えています。
戸畑鉄工株式会社 様

ロストワックス精密鋳造品の製造及びFC・FCD鋳鉄鋳物製造をしています。機械加工設備も充実しており、鋳物製造から塗装まで一貫生産が行える強みを活かし、お客様第一主義を実現します。
受講者の声(山中 様)

所属部署は保全室で、製造設備などの保全業務を担当しています。以前は製造部門でしたが、3年前から保全室に所属しています。 保全業務は幅広い知識が必要なので、配属されたばかりのころはわからないことばかりでした。能力開発セミナーを受講したり、上司と一緒に仕事をしながら覚えています。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.今まで全くわからなかったことでも、先生の指導がわかりやすいので、すごく助かっています。
Q.能力開発セミナーで特に良かった点を教えてください。
A.座学だけでなく、実技もさせてくれるところが良いなと思います。座学だけだとわからないことでも、実際に部品を分解したりできるので、わかりやすいです。
Q.設計、加工、保全と様々な分野の能力開発セミナーを受講していただいていますが、印象に残っているセミナーはありますか。
A.溶接の「<匠塾>溶接作業における高度熟練技術」が特に印象に残っており、過去に何度も受講しています。受講前は溶接をしたことがなかったのですが、すごく勉強になりました。
Q.今後の抱負をお聞かせください。
A.能力開発セミナーを利用して、自分1人で業務に対処できるようになりたいです。
Q.ポリテクセンター福岡をまた利用したいと思いますか?
A.はい、また利用したいです。
受講者の声・ご担当者の声(西野 様)
Q.能力開発セミナーを知ったきっかけは何ですか?
A.もともと、ポリテクセンターがあることを知らなかったので、様々な要望に応えられる対応力を身に付けるために、日頃から自分でインターネット検索したり、独学で勉強していました。独学だと直接話を聞ける機会がないので、そういうことが学べる学校や講習を探していたところ、ポリテクセンター福岡の能力開発セミナーを見つけました。
セミナーの概要を見ると、独学で勉強してきた内容があったので、独学や経験した知識・理解が本当に正しいのかを確認するため、また、新しい知識を学んだり、ほかの人の考え方を知るために受講し始めました。
Q.能力開発セミナーを利用していかがでしたか?
A.独学で学んだことを部下と一緒に作業しながら教えるのは時間的にも難しいのですが、ポリテクセンター福岡では理論から実機を用いたところまで教えてもらえるので、すごく良いと思います。

所属部署は保全室で、設備の修理、電気系の保全、工事、設計、製作等、多岐に渡って業務をしています。 入社後は、精密鋳造といってステンレス鋼の鋳物を作る部門に15年程度いました。次第に保全や整備に興味を持ったのですが、なかなか自分で勉強できずにいました。当時はこちらの事業所には保全の部門がなく、機械の保全は、ほぼ外注していたのですが、当社の高砂事業所(兵庫県)で機械保全の部門があり、高砂事業所で1年間勉強しました。こちらの事業所に戻ってきて、保全室を立ち上げてもらい、今は7年くらいになります。 保全室を立ち上げた当初は1人で作業していましたが、当初から、毎日同じ作業はなく、楽しくやりがいを持って仕事をしています。考えて実行して、失敗して覚えて、わからないことは調べて、間違えてを繰り返し、作業を覚えていきました。

Q.同じセミナーを何度も受講していただいていますが、何度も受講することでどんなメリットがありますか?
A.特に「<匠塾>溶接作業における高度熟練技術」を何度も受講しているのですが、溶接には様々な種類があり、さらに母材の材種、板厚によってもパターンが無限にあるので、自社でやろうとすると時間的にも余裕がありません。同じ能力開発セミナーを何度も受けることで、1つのセミナーでもいろいろなパターンを経験できるため、今後も受講したいと考えています。
特にマイスターの技術が目の前で見れる、又自ら指導していただけると言う事がとても魅力的です。
Q.今後の抱負をお聞かせください。
A.保全室を大きくしたいです。いろいろな仕事を「広く深く」行いたいと考えています。その為に、誰にも負けない努力をします。
Q.ポリテクセンター福岡をまた利用したいと思いますか?
A.もちろんです。
株式会社ハタリー 様

機械製造業ひと筋に、効率や生産性を重視しつつも、あくまでも品質の高さ、お客様のニーズを最優先とする姿勢で歩んでまいりました。製品の品質を決定付けるのは、生産技術はもとより、それぞれの工程における厳しいチェック体制であり、生産・管理の一貫体制化にあると確信しています。高い剛性と耐久性を兼ね備えた製品のニーズに対応していく中で、設備の充実や熟練の技を駆使しながらお客様のご要望を実現するとともに、お客様とともに成長してまいりました。
株式会社ハタリー×北九州マイスター×ポリテクセンター福岡
株式会社ハタリー様よりポリテクセンター福岡が能力開発セミナーの依頼を受け、高度な技術と卓越した技能を持つ北九州マイスターを講師として、オーダーメイドセミナーを実施しました。
受講者の声・ご担当者の声(生産管理課 松下 様)

Q.能力開発セミナーを利用したきっかけは何ですか?
A.これまで外部委託していたきさげ処理を自社でも実施できるようにしたいと思い、ポリテクセンター福岡に能力開発セミナーを依頼しました。
ポリテクセンター福岡と打合せし、ポリテクセンターと北九州市で共催している能力開発セミナー<匠塾>で「機械組立仕上げのテクニック」の担当している村上マイスターを講師としてオーダーメイドセミナーを実施することができました。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.今回は合計12時間の内容を、3時間4回に分けて実施しました。初回は理論を中心とした内容を、2回目から4回目までは実習を中心として指導してもらいました。
当事業所の工場に講師の村上マイスターにお越しいただいて実施することができ、従業員にとって参加しやすい環境でした。
受講者のほとんどは、これまできさげを業務で使用したことがなかったため、はじめはただ傷をつけているような状態でしたが、回を重ねるごとに少しずつできるようになっていきました。
従業員によって習得度は異なりますが、これから練習を重ね技術を向上させていきたいです。
Q.今後も能力開発セミナーを活用していきたいですか?
A.能力開発セミナーだけでなく、生産性向上支援訓練も含めて、業務に役立つコースがあれば活用したいです。

北九州マイスターの声(村上マイスター)

受講者のみなさまと北九州マイスター
Q.今回のオーダーメイドセミナーに参加いただいた方にメッセージをお願いします。
A.土台がしっかりとした作業場所を確保することができなかったため、平面を出しづらいこともあったかと思いますが、今回のセミナーできさげの方法を知ることができたのではないでしょうか。
きさげの技術は継続して努力していくことが大切ですので、練習を重ね、技術の向上に繋げてほしいです。
株式会社セイル・オン 様

かいわれ大根を代表とした、スプラウト野菜専門の農業生産法人です。現在はかいわれ大根、豆苗、ブロッコリースプラウト、レッドキャベツスプラウトの4品種に絞って生産・出荷をしています。昭和51年の創業で、東は岡山県、南は鹿児島まで出荷しています。
受講者の声(牧 様)

入社5年目で、ブロッコリースプラウトの生産管理をしています。これまで、機械のトラブルがあったときにシーケンサーの中身を見ることができず、課題に感じていました。
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.能力開発セミナーを受講する前は機械に関する知識もほとんどありませんでしたが、セミナーが少しずつ進んでいくことで、段階的に理解することができました。電気系の分野は今まで扱ったことがありませんでしたが、特に機械のどこがどのようにプログラムされているのか、深く理解できるようになりました。受講後は作業の難しさも実感しましたが、シーケンサーを自分で見られるようになり、能力開発セミナーを受講して良かったと感じています。
Q.能力開発セミナーで学んだことを仕事にどのように活かしていきたいですか?
A.まずはトラブル対応をできるようにしていき、ゆくゆくはプログラムを組むことができるようになりたいです。
Q.ポリテクセンター福岡をまた利用したいと思いますか?
A.ぜひ、また受講したいです。
ご担当者の声(専務取締役 大村 亨 様)
Q.能力開発セミナーを利用した感想を教えてください。
A.従業員に受講させる前に、どのように教えてもらえるかを知ろうと考え、最初は自分1人で受講しました。その上で、自社で製作した機械のプログラムを理解するために、従業員と電気系のコースを受講しました。受講者としての感想は、知識がほとんどなくても、レベルに応じて教えていただけたため、とても分かりやすかったです。また、体系的に教わることで、レベルが上がったことが実感でき、総仕上げとして受講した「PLC制御の回路技術」では、ここまで理解できれば、自社でやっていけるだろうと思えるレベルになりました。能力開発セミナーは1~2か月おきに受講し、段階的に講習内容が難しくなるようコースを選択したので、考えながら受講することができ、実際の現場で使えるレベルまで上達することができました。
Q.能力開発セミナーの受講後、職場で受講者に変化はありましたか?
A.新たな技能や知識を身に付けることができきっかけになり、なおかつ普段と全く異なる外部研修でモチベーションアップになりました。現段階ではまだ、通常業務で従業員が能力開発セミナーで教わった技術を使うことはないのですが、機械のプログラムに不具合が起こったときに対応できるようになったと思います。また、普段の業務とは違うものに触れたことで、この会社でできる業務範囲について、新しい可能性を外から取り入れることができたのではないかとも考えています。
Q.今後も能力開発セミナーを活用していきたいですか?
A.活用していきたいです。フライス盤や旋盤、溶接のコースも受講することで、初歩的なことから体系的に教えてもらい、社長の後を継いで機械の設計から製作まで自分1人ででもできるようになることが今の目標です。

スプラウト野菜は生産者数が少なく、種をまく機械や、水やりをする機械など、生産に必要な機械を汎用的に作っているメーカーがありません。スプラウト野菜の生産に使用する機械は一点ものになるので、外注すると莫大な経費がかかります。そのため、全てではないものの、生産に必要な機械を社長がこの事業を始めた当初から出来る範囲は自社で内製しており、私も事業承継をするに当たり、機械設計・製作について勉強するようになりました。例えば、現在スーパーマーケットで販売しているかいわれ大根も、一般的には生産者がパックを購入し、パッキングするのですが、当社では自社で真空成形により樹脂シートから製造することで、商品のコストを削減し、合理化を進めています。これまで独学で機械を作ってきた社長は、現場でやっていけば自然と覚えるという考え方でした。もちろんそれはその通りなのですが、習うが早いという言葉があるように、より効率的に習得したいと考え、機械の知識がなくても教えてくれるところを探したところ、ポリテクセンター福岡で一から体系的に教わることができるとわかり、利用しよう考えました。
お問合せ先
ポリテクセンター福岡 訓練第二課
住所
〒806-0049
福岡県北九州市八幡西区穴生3-5-1
TEL
093-622-5738
FAX
093-631-6516