(2026年2月27日)
2月27日(金)、生産機械システム技術科1年生による標準課題「全方向歩行型移動機構の設計・製作」の動作審査会(競技会)および発表会が開催されました。
学生たちが製作したロボットは、リンク機構を活用した3本の移動脚と固定脚を交互にXY方向へスライドさせることで、縦・横・斜めの全方向に歩行が可能な構造となっています。このロボットは、1グループ4~5人で編成され、約5か月間をかけて設計から製作までを行いました。これまでに習得した設計・加工・制御の知識と技術を活かしながら、グループで協力して課題に取り組みました。
動作審査会では、2本のポールの周囲をロボットが8の字に歩行し、制限時間30分以内、またはバッテリーが切れるまでに何分間動作できるか、何周できるかを競いました。ポールに接触すると減点となり、再スタートとなります。今年最も長く動作したロボットは、30分間で4.9周を達成。惜しくも5周には届きませんでしたが、見事な成果を収めました。
発表会では、各グループが10分間のプレゼンテーションと4分間の質疑応答を行いました。事前の準備や発表練習の成果が表れ、プレゼン資料・発表内容ともに非常に分かりやすく、発表を見守る人たちに強い印象を与える内容となっていました。
4月からは2年生となり、1年間をかけてより高度な開発課題に取り組むことになります。今回の経験を活かし、今後の学びや挑戦にも積極的に取り組んでくれることを期待しています。

全方向移動型ロボット

競技フィールド


動作審査会の様子


発表会の様子
(2026年2月26日)
2月26日(木)に応用課程生産電子情報システム技術科の1年生が昨年12月後半より取り組んでいる2つ目の標準課題の発表会が行われました。標準課題とは企業での開発現場を学校内で疑似体験する実習の一つです。標準課題では同じ専攻科の複数名によるチームで開発を行います。
今回は、「無線通信機器による全方向移動装置システムの設計・製作」のテーマに1チーム4、5名で取り組みました。与えられた設計仕様を満たし、それぞれのチームのアイデアを取り入れたメカナムホイールロボットを企画立案から製作した内容の発表会と展示会を行いました。各チームがそれぞれ個性のあるアミューズメント性を取り入れたロボットを企画・製作し、展示会では他テーマの作品を体験しながら、機能に感心したり、楽しんだりして操作していました。


バーチャル的あてロボットの製作


AR探索アクションゲーム-ARマーCAR-の製作


自動車練習ロボットの製作


対戦型ボール回収ロボットの製作(吸引型)


対戦型ボール回収ロボットの製作(格納型)


多方向対戦ゲームロボットの製作


ロボットで描け!!軌跡でお絵描きロボットの製作


質疑の様子
(2026年2月6日)
九州ポリテクカレッジでは、
特例認定NPO法人 Scuola dei Bambini(スコーラ・デイ・バンビーニ)との共同研究の一環として、
「モンテッソーリ教育を形にする空間デザイン」をテーマにした実践プロジェクトに取り組んでいます。
前回のブログでは、現地施工 第一弾の様子を紹介しました。
🔗現地施工 第一弾の様子はこちら
🔗概要紹介はこちら
🔗WSの様子はこちら
そして今回ついに、
制作物の完成 & お披露目を迎えました。
学生たちが制作した家具とインテリアが完成し、お披露目会を迎えました。
地域と学生が一緒につくり上げた特別な一歩を、現地レポートとしてお届けします。
【いよいよ最終施工日。前回の課題をしっかり改善して挑む】
2026年2月某日。
学生たちは準備した材料と工具を車に積み込み、再び施設へ向かいました。
前回は、寸法の確認不足や材料の不備などが重なり、作業が約7割で終了。
その反省をふまえ、今回は以下を徹底しました。
・施工図の見直しと取付け位置の再チェック
・必要工具・材料のリストアップと事前準備の強化
「現場は事前準備が9割」と言われますが、
本当にその通りで、今回は現地合わせの作業以外は驚くほどスムーズに進行。
学生自身も、準備の大切さを強く実感できた一日でした。

ウォールアート施工

パズル取り付け
【完成!空間が子どもたちの場所へ生まれ変わる】
今回の完成検査とお披露目会には、
共同で制作に取り組んでいた島根校の学生たちも合流しました。
子どもたちと一緒につくった「靴箱」、
先生方や子どもたちの声を取り入れて仕上げた「エントランス」。
どちらも、学生たちが丁寧に形にしてきたものです。
実際に完成した空間を前にすると、
子どもたち・先生方の思いと学生の工夫が重なり、
あたたかさのある学びの場所 に生まれ変わったことが実感できました。

提案したイメージ図

完成写真

提案したイメージ図

完成写真
【学生の声(現地施工を終えて)】

【before】MEKの看板

【After】MEKの看板

【before】四季パズル

【After】四季パズル

看板・パズル担当
秋野
今回、玄関入り口の看板と壁掛けパズルを制作しました。看板はサクラ・スギ・ヒノキの3種類の木材を用い、厚みを変えて組み合わせることで立体感を持たせています。パズルは幾何学と四季をモチーフにし、壁に掛けられるデザインとすることで、インテリアとしても楽しめるようにしました。

【before】壁面宇宙

【After】壁面宇宙
私は、子どもたちが扉を開けて最初に目にする空間に、太陽系・銀河を制作し、月のライトを設置することで宇宙を感じる空間を生み出しました。 実際の住宅を用いた空間コーディネートを、ゼミ活動で経験できたことは貴重な経験であり、完成後に子どもたちや先生方から好評をいただけたことがとても励みになりました。この経験を今後に活かしていきたいです。

壁面宇宙担当
山田

【before】ウォールアート

【After】ウォールアート

ウォールアート担当
川上
今回のウォールアート制作を通して、デザイン提案や施工順序の難しさを学ぶことができました。特に、世界地図を木が生えているような形で表現した点にこだわりました。
【今後の予定】
この後は、
・発表会(プロジェクト全体の成果発表)
・制作した内容の冊子化(ガイドライン作成)
・施工記録・改善点の整理
など、これまでの取り組みを見えるかたちにまとめ、
次年度以降のプロジェクトにもつなげていきます。
本プロジェクトでは、単なる設計図や模型にとどまらず、
「誰かのための空間を自ら考え、形にする」ことを目標に、
学生が地域とともに学ぶ実践教育を展開しています。

集合写真
<連携体制>
提携:特例認定NPO法人 Scuola dei Bambini
協力:大英産業株式会社、ポリテクカレッジ島根
共同研究:九州ポリテクカレッジ 建築科