大学校長挨拶

大学校長挨拶

東北職業能力開発大学校附属
青森職業能力開発短期大学校
校長 森田 順司

森田順司校長

 本校は、ものづくり人材育成の拠点施設として、ものづくり人材の輩出、地域課題の解決に対応すべく、五所川原市をはじめとする青森県内の関係機関、事業主団体、企業と連携し、様々な事業を行って参りました。本校は今年40周年を迎えますが、時代は変化しても本校が果たすべき役割は、今後も変わらないと考えています。

 本校ができた40年前と言えば、パソコンなどのIT機器が普及し始めた頃と記憶しています。現在は、IT機器で言えばタブレット、スマートフォンなども登場し、その性能は40年前とは比べものになりません。また、パソコン同士でデータをやりとりする場合、パソコン通信を使っていましたが、現在は、インターネットの爆発的な普及により、文字だけでなく、映像等の様々なデータをやりとりできるようになりました。

 その一方で、少子化による人口減少などにより、様々な課題が発生しています。人手不足はそのうちの1つで、企業を始め、公的機関などにおける共通の課題となっています。この課題への対応として、生産性向上が求められ、現在の仕事やり方を見直す(業務改善)とともに、様々な分野においてAIなどの活用が進んでいます。本校も業務の見直しを含め、AIなどを有効に活用して行くことが求められています。

 本校が行っている職業訓練についても、これまで行ってきたカリキュラムの改定、設備機器の導入、職員の研修により、継続的に時代の変化に対応して行きたいと考えています。