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校長メッセージ

略歴

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校長 梶島岳夫
大阪大学名誉教授 工学博士

  • 大阪大学大学院博士課程修了
  • 専門は流体工学(乱流・多相流・数値解析)
  • 工業技術院 資源環境技術総合研究所 主任研究官、大阪大学大学院工学研究科 助教授、教授を経て現職
  • 大阪大学名誉教授、日本学術会議連携会員
  • 日本流体力学会会長、日本機械学会副会長等を歴任
  • 日本機械学会論文賞、同流体工学部門賞、同計算力学部門功績賞等を受賞

人と社会をつなげる新しい時代の匠を目指すあなたへ

社会情勢が大きく変わりつつある現在、日本の製造業は、変化への対応が遅れているとの指摘もあります。しかし、自然環境との調和を保ちつつ、安全で豊かな社会を発展させ、先進国であり続けるためには、日本の選択肢は技術立国の他にありません。今こそ、過去の栄光を象徴する「ものづくり」から、新時代を開拓する「ものづくり」への転換が必要で、その主役となる型破りな技術者が待望されます。

基礎としての型を身につけ、その特色を見極め、新たな型を生み出してゆくのが「型破り」です。そうでない思いつきの工夫は「形無し」と言われます。技術者としての型を身に着ければ、第一に自信になります。第二に社会で一目置かれます。そして何より、第三に「型破り」を試みることが許されます。

四国職業能力開発大学校(通称四国ポリテクカレッジ)は、厚生労働省が所管し、全国に10校設置された高度技能者育成施設のひとつです。知識の習得だけでなく、実技に多くの時間を割くカリキュラムを設定しています。

全国の職業能力開発大学校は、経験豊富な教員による工夫を凝らした少人数指導を特長としています。技術革新に対応できる設備も充実しており、実践的で高度な技能技術を習得できます。アイデアを形にして機能させる達成感を体験するプロセスを通して、自主的に展開する思考力が養われます。さらに、プロジェクト課題にグループで取り組むことにより、チームワークやコミュニケーションの能力が高まります。また、学生生活のサポートも充実しています。

当校は、長年にわたって多くの優れた実践技術者を産業界に送り出してきました。加えて、在職者に対するセミナーや施設利用の提供、共同・受託研究を通じて、地域の産業界とも密接な連携を継続しています。そして、製造業を中心とする企業からも高い評価を受け、修了生はほぼ100%の就職率を達成しています。

高等学校卒業と同等の学力を有する実務経験者や新卒の方をひろく歓迎します。ハイテク社会に新風を巻き起こす「型破りな技術者」を志す皆さん!その第一歩として、「型」を身につけるために当校のプログラムに奮ってチャレンジしてください。

総説・解説

連載 流れの数値シミュレーション 第1回 保存則の計算
日本流体力学会誌「ながれ」42巻5号(2023.10)pp.330-337
https://www.nagare.or.jp/publication/nagare/archive/2023/5.html

多相系の乱流の数値シミュレーション(統一体積平均方程式に基づくモデリングの試み)
日本機械学会流体工学部門 ニュースレター 流れ (2023.2)
https://www.jsme-fed.org/newsletters/2023_2/no3.html

基礎への遍路: 連載 私のながれの学び方 No.22
日本流体力学会誌「ながれ」41巻4号(2022.8)p292
https://www.nagare.or.jp/publication/nagare/archive/2022/4.html

そのほかの経歴・業績
https://researchmap.jp/read0185247

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