修了生インタビュー(下村 陸さん)
株式会社スギノマシン 精密機器事業本部 精機製造部 加工課
下村 陸 (23)
北陸職業能力開発大学校
生産技術科 平成29年度修了
ポリテクカレッジでは、専門的な知識を身につけることができます!
ポリテクカレッジ主催のポリテクビジョンで、ソーラーカーの研究発表を聞き、自分もこのような作品を作りたい!高度な技術・知識を学びたい!と思い、ポリテクカレッジへ進学しました。
生産技術科では3D CADを用いた部品のアセンブリや、CAD/CAMでの加⼯シミュレーション等、高度な技術を学ぶことができました。専門的な知識を身につけたことで、技能五輪全国大会 機械製図部門の富山県予選では、四位という結果を残すことができました。この経験が、現在の職場でも活かされていると思います。
充電式電池車両レースに出場しました!
総合制作実習では、鈴鹿サーキットで行われる充電式電池車両レースに出場しました。タイム・走行距離ともに前大会よりも良い結果を残せましたが、その結果には満足せず、一から設計・製作に取り掛かりました。在校中に車両は完成には至らず、新たな車両で記録更新という夢を後輩に託しました。この総合制作実習を通して、設計から組立までの、ものづくりのプロセスを学んだだけでなく、チームで一つの目標に向かって努力し、成し遂げる貴重な体験をすることができました。
“匠”を目指しています。
積極的に仕事に挑戦し、技術や知識を身につけ、様々な加工機を使いこなせる技術者になりたいと思っています。当社には優秀な技術者を“匠”に認定する匠制度があります。新たな技術も取り入れながら、今まで得た知識を活かして業務をこなすことができる技術者となり、将来的には“匠”になれるよう頑張っていきます。
就職先での活躍
下村 陸さんの業務
自動車産業を中心に、世界中のお客様にご使用いただいている小型マシニングセンタの主要部品の加工を担当しています。最近では、先輩に教えていただきながら、大型機の加工を任せられるようになりました。ミスをすることもありますが、毎日緊張感をもち、より良い製品造りを心掛けています。
上司からの声 按田 良一 加工課長
ポリテクカレッジで身につけた幅広い基礎知識を活かし、入社当初から即戦力として活躍しています。この3年間でさらに担当専門分野を深く追求しており、先輩に追いつく勢いで成長しています。今後、さらなる技術力アップを期待しています。
株式会社スギノマシン(富山県魚津市)
北陸ポリテクカレッジの修了生48名が活躍中
株式会社スギノマシンは、「水でモノを切る」ウォータージェットカッタや、部品洗浄機、ポンプ、穴あけ・ねじ立てユニット、小型マシニングセンタ、湿式微粒化装置、鏡面仕上工具、産業用ロボット、新素材バイオマスナノファイバーなど幅広い商品群で、世界中の多様な業界の発展に貢献しています。
製品例
- 高圧ジェット洗浄装置(ジェットクリーンセンタ)
- 超高圧水切断装置(ウォータージェットカッタ)
- マシニングセンタ(セルフセンタ)