標準課題実習は、精密機器製作課題実習と自動化機器製作課題実習を合わせた実習科目です。3年次の主となる科目で、与えられた仕様を満たす自動化機器の設計・製作を、5~6人程度のグループ構成で行います。

標準課題の仕様は毎年変更します。 最近の主な変更は、選別と仕分けユニットは共通課題とし,投入ユニットにアイディアを十分に盛り込んで製作が行なえるようにしました。
ワークをランダム投入させるため,いかに整列させるかが装置のポイントで,各グループの個性が発揮されます。

発表中です
標準課題の説明
生産機械システム技術科

関東職業能力開発大学校 機械系

発表会および表彰式
アイデア賞

プレゼンテーション賞

最優秀賞

関東能開大の機械系では、最終学年の4年生の学生および教員の投票によって、表彰をしております。
これによって、グループごとに意識しあいながら製作をすることで、技能・技術のレベルアップとモチベーションの維持の効果をねらっております。

令和元年度3年生による標準課題の発表会が令和元年12月に行なわれました。
各グループともに,グループ全員でアイディアを出し合い,おもしろい機構の装置が完成できました。
15分間の口頭発表では,装置のコンセプト,アイディアなどグループでの6か月間の取り組み・成果を発表します。その後,装置を前に動作展示発表も行ない,実際の動きを見せながらワークを選別していく動きを説明しました。
完全に完成できなかったグループもありましたが,それぞれのグループワークで製作した装置の発表をしました。

令和元年度は5グループに分かれ,各グループともアイディアを活かした装置製作を行ないました