生産ロボットシステムコース
産業用ロボットを用いたシステムの企画・開発から生産工程の改良・改善・運用・管理などに対応した、高度な実践技術者やシステムインテグレータのエンジニアを育成するコースとして、2020年度に応用課程に生産ロボットシステムコース(以下ロボットコース)が新設されましたが、令和7年度からは以下のとおり、リニューアルします。
ロボット関連授業の充実
令和7年度から応用課程のロボット関連授業が充実します。
ロボットの動きは、動画でチェックしよう。
https://youtu.be/phoXK3ws0Tcyoutubeの近畿能開大チャンネル、生産ロボットシステムコースの紹介動画へ移動します
概要
応用課程のロボットに関連授業の充実と生産ロボットシステムコースのリニューアル
いままで「生産ロボットシステムコース」のみで実施していた内容が生産システム技術系3科の1年次の授業に取り込まれ、生産ロボットコースは「ロボットシステム運用構築課題実習」を開発課題実習として実施します。
- ポイント①
- 生産システム技術系3科全てでロボットに関する基礎的な内容が学べます。
- ポイント②
- 生産ロボットシステムコース(各科から5名程度選抜)はロボットシステム構築の内容を充実したうえで開発課題実習(4年次)として学習します。
- ポイント③
- 人と調和しながら、人間の仕事をアシストする協働ロボットを新たに導入し、最新ロボット技術が学習できるようになります。また授業に使うロボットの台数も増やす予定です。
サイバーフィジカルシステム※を実現するための最新のロボット技術
- サイバーフィジカルシステム:現実であるフィジカル世界と、仮想空間であるサイバー世界で情報をフィードバックしあい、より効率的な生産システムや社会を創ることです。
3年次 生産システム技術系 3科

生産機械システム技術科
学科・実技
【共通】ロボット機器(学科)
【共通】ロボット機器実習(実技)
ロボット関連技術(実技)
- エンドエフェクタの設計・製作
- 装置内レイアウトの検討、制御等
- ロボット機器応用実習
- 計測制御応用実習
- 生産自動化システム実習
- 自動化機器応用実習
- センシング応用実習
生産電気システム技術科
学科・実技
【共通】ロボット機器(学科)
【共通】ロボット機器実習(実技)
ロボット関連技術(実技)
- 制御盤及び機能検査、装置設計・製作
- 安全回路製作
- 制御プログラム製作等
- 安全回路設計製作実習
- ロボット装置設計製作実習
- 自動化システム応用実習
生産電子情報システム技術科
学科・実技
【共通】ロボット機器(学科)
【共通】ロボット機器実習(実技)
ロボット関連技術(実技)
- ビジョンセンサ検査、システムのプログラミング及び動作確認
- 協調プログラミング等
- センシングシステム構築実習
- 生産管理システム構築実習
- 内容は予定です。変更になる場合があります。
応用課程の
ロボット関連授業の充実
- ポイント1
- 生産システム技術系3科全てでロボットに関する基礎的な内容が学べます。
- ポイント2
- ロボットシステム構築の内容を充実させたうえで開発課題実習(4年次)に取り組みます。
- ポイント3
- 人と調和しながら、人間の仕事をアシストする協働ロボットを新たに導入し、最新のロボット技術が修得できます。
サイバーフィジカルシステム※を
実現するための最新のロボット技術
サイバーフィジカルシステム
現実であるフィジカル世界と、仮想空間であるサイバー世界で情報をフィードバックしあい、より効率的な生産システムや社会を創ることです。

- 産業用ロボット
- 協働ロボット
4年次 生産システム技術系 3科開発課題実習
(新規)ロボットシステム運用構築課題実習
生産システム技術系3科から構成されたチームで一つの課題を製作
目標と技術
- 産業用ロボットの利活用、人とロボットの協働、産業用ロボットの保守・メンテナンス技術
- システム構築、自動化システムの運用技術
- 組込みプログラム、IoT技術に対応したフィールドネットワーク技術等を強みとし、システムや製品の企画・開発から生産工程の改良・改善・運用・管理等に対応できる高度なテクニシャン・エンジニアや将来のシステムインテグレータの育成を目指します。

実習で活用するロボットの一例
- AGV(自動搬送車)
- パラレルリンクロボット
- 垂直多関節ロボット
- 垂直多関節ロボット
- 双腕多関節ロボット