電気エネルギー制御科の主な授業内容
電気エネルギー制御科:専門課程(1・2年次)
電気エネルギー制御科では、以下のような授業を受けることができます。
産業用ロボット制御実習
業用ロボット装置を構成している機器の構造や機能及び基本操作、安全に関する知識、プログラム作成とともにシミュレーション実習を通し、産業用ロボット制御技術を学びます。
また、FAシステム実習では、工場の生産ラインを模した組立ラインの自動化システムの構築を行い、これに必要なセンサ技術、アクチュエータ制御、シーケンス制御技術や空気圧制御技術、PLCプログラミング技術等を習得します。
電気技術応用実習
電気技術は、産業、生活になくてはならない技術です。専門課程では、電気の基礎から電気設備に関する計画・施工・管理について学習します。
電気技術応用実習では、電気設備関連の資格・検定やコンテストで扱われる題材を取り上げ、これらの職種で必要となるものづくりに直結した技術を習得します。
環境エネルギー実験
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)のためには環境とエネルギーに関して幅広い知識が必要です。
環境エネルギー実験では、回生電力基礎実験、風力発電基礎実験、太陽光発電基礎実験、系統連系基礎実験、冷凍基礎実験を通じ、再生可能エネルギーを含めたエネルギー有効利用に関する技術を体感的に学ぶことができます。
総合制作実習
卓球マシンを使ったトレーニングのイメージ
2年次後半から担当教官のもとテーマ設定を行い、グループで製作を行います。習得した技能・技術を基に設計から製作まで一連のものづくりを行い、問題解決能力を養います。
写真は、卓球マシンです。発射部に用いたモータ速度を変えることで、発射されるボールの回転方向や回転の強弱、スピードを調整する機能を搭載し、実践的な練習を可能にする装置となるように工夫しました。
本体
制御部