住居環境科の主な授業内容
住居環境科:専門課程(1・2年次)
住居環境科では、以下のような授業があります。
総合制作実習
総合制作実習では2年次に実施する長期間の実習科目で、個人またはグループで取り組みます。担当教官のもとでテーマを設定し、制作を通して専門性を深めると共に、実社会への適応能力を高めます。
事例1
1年次に学んできたことを実践するため、差掛け屋根の東屋を制作しました。設計図面をもとに、加工図を作成し、コンクリートの打設や基礎工事、木材の加工・屋根仕上げまですべて自分達で行いました。
事例2
建築におけるプロジェクションVR活用の可能性を探るため、紙管と3Dプリンタで作製したジョイントでドーム型スクリーンを制作しました。全天空型カメラで撮影した建物の映像や3DCADで作成した建築モデルを投影しました。
建築施工実習Ⅱ
木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の知識をもとにして、建築構造物を実際に竣工させるために、施工方法、安全衛生、施工校管理、施工図などについて学びます。また、施工実習では自らの手で材料を加工し、構造物を施工する実習を行います。
建築施工実習Ⅱでは、鉄筋コンクリート造における配筋工事、型枠工事の施工実習を行うことにより、鉄筋コンクリート工事の実務とその管理方法についての理解を深めます。
専攻実技科目
このほか、多くの実習科目を通して実践的な技術を習得します。
- 建築施工実習Ⅰ
- 建築材料実験
- 居住プレゼンテーション
- 環境工学実験
- 建築設計実習
- インテリア設計実習
- CAD実習
- BIM実習
- 建築測量実習 など。