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利用者の声

令和元年度在職者訓練(能力開発セミナー)利用者の声

毎年、在職者訓練(能力開発セミナー)を受講していただいている株式会社日本ベネックス様にお声をいただきました。

株式会社日本ベネックス

日本ベネックス

 長崎事業部 技術課 課長 鵜林 弘樹 様

Q.事業内容についてお聞かせください。

A.日本ベネックスは1957年の創業以来、精密板金加工技術を基盤に、大型映像装置をはじめとする数多くの産業・電気機器の製造事業を手がけてきました。設計段階から製品に関わってお客様をサポートさせていただくとともに、九州・関東に拠点を置き、ニーズに合わせてきめ細かく対応しています。また、新規事業の立ち上げにも積極的に挑戦し、2012年に環境エネルギー事業に参入しました。これまでに約25MWの太陽光発電システムの設計・施工を行っているほか、電気自動車のリユース蓄電池を活用したVPP(バーチャル・パワー・プラント)実証実験に参画するなど、先進的な取り組みを展開しています。

Q.能力開発セミナーを受講された経過や利用されての感想をお聞かせください。

A.当社では、「モノづくりは人づくりから」を基本に、多品種生産を支える幅広いスキルの養成に努めており、とりわけ技能・技術面について、ポリテクセンターにサポートいただいています。特にオーダーメイド研修では、他の外部研修にはない、特殊なケースの解決にも尽力いただき、現在では、技能継承、新分野への進出につながる技能拡大を目的に、その準備を進めていただいているところです。

Q.参加事例を具体的にご紹介ください。

A.溶接技術の学習方法についてお話しますと、社内OJTや自主学習が中心であり、担当者によって経験値・個人差によるスキルの差が出てきてしまっています。今回、オーダーメイド講習を知り、早速、当社の課題に合ったセミナーを企画していただきました。製図部分の座学と、溶接実技を取り入れた計4日間の講習です。座学では、「溶接記号」をはじめとした図面作成のルールを再確認。そして実技では、実際の溶接体験を通じて、溶接作業の難しさを実感することができました。講習後は、さらに合理的なモノづくりに貢献できるような設計業務ができていると感じています。例えば、それまでは製図知識を使って溶接指示を図面に記入していましたが、溶接の実体験を経た今は、TIGや半自動の強度・材種、板厚による違いと溶接のやり易さや歪み方、さらには溶接の溶け込みにくさなども、身をもって把握できているため、溶接の特徴を考慮したより効率的で合理性の高い図面作りができるようになったからです。今後も積極的にポリテクセンターを活用し、人材育成に取り組んで行きたいと考えています。

お問い合わせ先

ポリテクセンター長崎(長崎職業能力開発促進センター) 訓練課

TEL

0957-22-2324

FAX

0957-22-2325

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