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利用者の声

事業主の声 『雇用調整事業主に対する教育訓練に係る支援事業』

緊急雇用対策講習「5S講習会」の開催

長野県商工会連合会安筑支部協議会西部グループ
波田町商工会 経営指導員 中斎 洋一 さん

今回の5S講習会は、松本工業支援センター(松本商工会議所)及び松本職業能力開発促進センター(ポリテクセンター松本)の協力で実現することができました。

そもそものきっかけは、ハローワークに教育訓練の相談をしたことにあります。商工会の会員企業は雇調金(雇用調整助成金)を利用した休業だけでは対応できなくなっており、社員のモチベーションの維持のためにも教育訓練の必要性を模索していたところでした。仕事はあるが出てこない。でも、技能技術を習得すればそこから仕事が付いてくる可能性が高いと考え、ハローワークに相談をしたところ、教育訓練に関しては専門の施設にカリキュラムの作成などを依頼してはどうかと勧められました。ここでポリテクセンター松本の皆様とのつながりが生まれました。

ポリテクセンター松本の雇調金教育訓練支援窓口の担当者様の積極的な対応により、製造業の基盤に係る教育訓練として、まずはどの企業においても必要かつ比較的なじみやすい分野である「5S講習会」の企画を立案し実施することができました。商工会としては、最初の一歩はベーシックな技術から始まって、徐々にレベルアップしていきたいと考えています。段階的な教育訓練の実施ということで次のステップには、汎用機械やシーケンサ等ものづくりに直接係るようなメニューも考えていきたいところです。この講習会をきっかけにして、会員企業の技術力向上のための要望を吸い上げ、団体全体としての技術技能の底上げを図り、強みをさらに伸ばしていければと考えているところです。今回は、急な企画であったにもかかわらず各方面から大変スピーディな対応をしていただきました。カリキュラムの作成を始め講師や会場の手配など、松本商工会議所のコーディ-ネーターの皆様やポリテクセンター松本の雇調金教育訓練担当者様のフットワークの軽い対応により短期間で開催に至ることができました。

現在の政府の支援策等みていると、情報の変化が激しくついて行くのが大変です。そうした意味では、各分野のスペシャリストによる、わかりやすくタイムリーな情報提供がありがたいと思っています。一般企業が広範囲な支援情報を収集するのは難しい面もあるため、団体の情報収集はさらに力を入れる必要があります。今後も積極的な支援をいただけると幸いです。

2012年7月 2日(月)更新

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