1.コース概要及び留意事項
(1)訓練の目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
2.溶接法および溶接機器
(1)溶接法とその分類
(2)代表的なガスシールドアーク溶接法の原理と特徴
イ.炭酸ガスアーク溶接法(MAG溶接法)
ロ.TIG溶接法
3.金属材料の溶接性、溶接部の特徴
(1)溶接用鋼材と溶接熱影響部の性質
イ.溶接に使用される構造用鋼の種類と性質(鋼、ステンレス鋼等)
ロ.溶接による熱影響部の材質変化
4.溶接構造の力学と設計
(1)継手設計に影響する各種強度について
イ.静的強度、ぜい性、疲労強度
ロ.残留応力と溶接変形
(2)溶接継手設計の基礎
イ.板厚と開先・部材の形状による溶接法の分類
ロ.溶接継手の種類 ハ.溶接記号 ニ.継手設計
(3)溶接継手の強度計算・実例演習
イ.強度計算
ロ.許容応力
ハ.実例演習
5.設計、技術者視点の溶接施工と問題解決法
(1)溶接施工要領書の読み方
(2)ミルシートによる冶金的、機械的性質等の確認方法と施工法への展開
(3)各種溶接法、継手形状の溶接実習
(4)溶接強度計算に必要な溶接各部の寸法測定
(5)溶接品質に影響を及ぼす変動要因の実例
(6)溶接施工における留意事項と問題解決法
6.まとめ
(1)質疑応答
(2)総括
コース番号 5M871 設計・施工管理に活かす溶接技術 終了
訓練日程
(オンライン)8/22.24.29/(実技)9/1
実施時間帯
(オンライン)8/22.24.29 13:00~16:00 (実技)9/1 9:00〜16:00
総訓練時間
15時間
受講料
15000円
定員
10名
対象者
機械設計、施工管理、技術開発業務に従事する技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練内容
使用機器・教材
半自動アーク溶接機、TIG溶接機、安全保護具一式、関数電卓
持参品・服装
作業服上下、作業帽、安全靴、関数電卓
実施場所
メタルワーク実習場
備考