学科紹介

生産技術科

描き、形にする

描き、形にする

我が国の製造業はこれまで大きな発展をとげてきました。
しかし、メカトロニクス化等による技術の進歩、IoT等の情報通信技術の著しい進展、国際化、社会構造の変化の中で製造業における生産システム全体が大きな転換期にさしかかっています。

機械工学を基礎におく生産技術科ではこのような産業ニーズに応えるため、基礎的な技術から高度で複合的な技術へと発展させることができる人材を育成しています。

カリキュラムは、機械設計・製図・加工・計測・制御・生産システムの学習を主としています。理論だけでなく実験・実習を多く取り入れることにより、確かな技術を身に付け、「ものづくり」の楽しさを実体験することができます。

特に、実験・実習では、基礎を重視した作業感覚を身に付け、「体感」することによって、設計から製作へと至る実際と課題とをつなぎ合わせる問題解決指向型の内容としています。  

このため、マシニングセンタなどの工作機械や、三次元測定機などの先端機器を多数整備しています。特にCAD/CAMシステムは、1人の学生に対して、1台の割合で整備し、三次元CADによる設計及びモデリングからNC工作機による加工までを一貫して習得することができます。

卒業生は、製造業を中心とした設計・開発・加工などの分野で、中堅技術者として確固たる地位を築いています。

ゼロハンカーレースへの出場

2020年(令和2)年2月15日(土)から16日(日)において開催された「第11回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」において、本学からは3チームが出場し、「YAMABIKO」号がロータリークラブ賞及びデザイン賞を受賞しました。その制作過程やレースの様子を公開します。

自作エンジンの制作過程

自作エンジン搭載機の走行

一般機の予選レースの様子

一般機の決勝レースの様子

習得内容

機械加工/測定技術のイメージ

機械加工/測定技術 自分で設計した図面の内容を汎用工作機械を使って加工、3次元測定器等で測定し、製図、機械加工、測定を基礎から学びます。

CAD/CAM技術のイメージ

CAD/CAM技術 3次元CAD/CAMシステムを使って、製品設計、生産準備、生産制御を対象に、製品・部品の図形データやNC加工用データ作成を学びます。

数値制御加工技術<のイメージ

数値制御加工技術 自ら製図した図面をもとに、NC(Numerical Control、数値制御)工作機械により、コンピュータによる数値制御で複雑な加工の自動化、高能率化、精度の向上を学びます。


カリキュラム一覧

一般教養科目

キャリア形成概論、職業社会概論、数学、数学演習、物理、英語、保健体育

機械材料/機械・材料力学

工業材料Ⅰ、材料力学Ⅰ~Ⅱ、機械工学実験、工業力学Ⅰ~Ⅱ、基礎工学実験

機械工作/生産工学

機械加工、機械工作、数値制御、数値制御加工Ⅰ~Ⅱ、メカニズム、塑性加工、機械工作実習、精密測定、機械加工実習、測定実習、数値制御加工実習Ⅰ~Ⅱ、機械加工実験、精密加工実習

設計工学/機械要素

基礎製図、機械製図、機械要素設計、機械設計製図、機械製図実習、CAD実習Ⅰ~Ⅱ、CAD/CAM実習、CAD/CAM応用実習

制御工学

シーケンス制御、油圧・空圧制御、機械制御、シーケンス制御実習Ⅰ~Ⅱ

関連科目/総合制作

生産管理、コンピュータ基礎、電気工学概論、安全衛生工学、電子工学、品質管理、情報処理実習、電気・電子工学実験、プレゼンテーション実習、総合制作実習、総合制作応用

卒業生の声

生産技術科 2020年卒 森本 観花さん

グローバルに事業を展開する瀬戸内有数の造船会社 常石造船株式会社(福山市)

生産技術科 2020年卒 森本 観花さん

「国内外の生産拠点で3万トン~18万トン級のばら積み貨物船、タンカー、コンテナ運搬船、バージなどの建造および修繕を行っています。

実家から通えて

生産技術科 2020年卒 森本 観花さん

機械設計や製図について学ぶことができる学校を選びました。実習中心で油汚れが多いイメージでしたが、授業は座学も多く、抵抗なく通えることができました。

船のパーツを

造るための図面を作成する生産設計部門で働いています。パズルのように一瞬のひらめきでできた図面がコスト削減に繋がり、会社に貢献できた時は嬉しいです。

短大では

製図に最も力をいれました。造船の設計図は少し特殊ですが、図面の読み方、描き方を学べたことが役立っています。

高校生の皆さんへ

女性でも技術系の分野で活躍するための知識や技術を身に付けるには、オススメの学校です。