【モンテッソーリ教育】子どもたちの「やってみたい」を、屋外につくる。空間デザインプロジェクト|建築科 #5

(2026年6月15日)


「子どもが自ら学び、伸びていく環境を、建築でつくれるか?」

建築科のゼミ活動として4年目を迎えた、モンテッソーリ教育空間プロジェクト。
今年度はいよいよ、屋外の学習空間(アウトサイドワークの場)の設計・施工に挑戦しています。



学生らが訪問。フリースクールの見学


■ プロジェクトの背景

このプロジェクトは、北九州市でモンテッソーリ教育のフリースクールを運営する
NPO法人 Scuola dei Bambini(スコーラ・デイ・バンビーニ)との共同研究です。

建築科は、2023年度の内装改修から数えて4年間、継続して協働してきました。


・2023年度:移転前の建物で内装改修
・2024年度:モンテッソーリ教具の作成
・2025年度:移転後の建物で内装空間のデザインと施工
・2026年度(今年度):屋外空間の設計・施工 ← イマココ


フリースクールに通う子どもが9名から14名に増え、学習スペースが不足。
さらに「外で活動できる場所(アウトサイドワーク)が欲しい」という声を受けて、
今年度は屋外学習空間づくりに取り組むことになりました。


■ 今年度やってきたこと

今年度は、屋外学習空間の完成を目指して、調査から設計・施工までを一歩ずつ進めています。

① 現地調査・ヒアリング

まずは、実際にアウトサイドワークを行う屋外空間を現地調査。
子どもや先生方に「どんな空間で活動したいか」をヒアリングすることから始めました。

現地調査・ヒアリングの様子


② 子どもの声を引き出す工夫(KJ法・ワークショップ)

小学生にとって「こんな空間が欲しい」を言葉にするのは難しいもの。
そこで、アイデアを付箋に書き出して整理するKJ法や、
子どもに直接参加してもらうワークショップを取り入れ、
子どもならではの自由な発想を設計に反映していきます。


アイデア出しワークショップの様子


③ 今後:設計から施工へ

今後は、ヒアリング・調査のまとめから設計のコンセプトを決め、設計・図面作成、そして施工に入ります。
調査で集めた声をもとに、事例調査・計画発表・図面作成・施工手順書づくりへ。


■ 今後に向けて

設計・施工だけでなく、相手の声を聞き、対話しながら空間をつくる
建築科では、こうした実践を通じて学生自身が大きく成長していきます。

子どもたちの「やってみたい」が広がる屋外空間の完成は、今年度末の予定。
続報をお楽しみに!


<連携体制>
【提携】NPO法人 Scuola dei Bambini(スコーラ・デイ・バンビーニ)
【場所】MEK(小倉北区山門町4-21)
【依頼主】フリースクールに通う子ども(6〜12歳)と先生方



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