(2021年2月25日)
2月19日(金)、20日(土)にポリテクビジョン2021in北九州が開催されました。
電子情報技術科では12月から3ヶ月間、2年生が総合制作実習にて2、3名のグループを組み、様々な機能を持ったロボット製作に取り組んできました。
ポリテックビジョンでは、製作した「新競技ロボット」、「ピンポン玉投入競技ロボット」、「迷路探索ロボット」、「追従型運搬ロボット」を実演を交えながら展示しました。
新競技ロボットは、コースターやペットボトルキャップを指定した場所に運び、ピンポン玉投入競技ロボットは、取り込んだピンポン玉を指定の的に発射します。
迷路探索ロボットは、AIの手法である強化学習により迷路探索を繰り返し、発見した最適経路に従って目標地点へ向かいます。
運搬ロボットは、周囲の人間を人感センサで検知し追従しながら、距離センサで衝突を防止します。
総合制作実習では、これまで習得してきた電子回路とプログラミング技術を活かすと共に、グループ内でのコミュニケーションや行動力が問われます。制作したロボットは、これまでの実習の集大成になったのではないでしょうか。
新競技ロボット
ピンポン玉投入競技ロボット
強化学習による迷路探索ロボット
強化学習による迷路探索ロボット
追従型運搬ロボット
毎年恒例のイルミネーション展示
5つのイルミネーションが展示されました
(2021年2月22日)
生産ロボットシステムコースの標準課題実習2が開講しました。この標準課題実習2は生産機械システム技術科5名、生産電気システム技術科5名、生産電子情報システム技術科6名、計16名で課題に取り組みます。
電子回路基板の供給、外観検査、機能検査、搬出までの検査作業の自動化の課題に取り組んでいます。各科ごとに役割を分担して、3月上旬の完成を目指します。
それぞれ打ち合わせをしながら作業を進めています
作業の一部を紹介します。
実習装置には、機器を操作するためのタッチパネルが設置されています。スマートフォンと同じように画面をタッチして操作するものです。タッチパネルの画面のデザインは、パソコンで専用のソフトを使用して作成します。これをタッチパネルにダウンロードすることでタッチパネル画面にボタンやランプ、文字、絵などを表示させ、操作できるようになります。
産業用ロボットは、どうやって動かすかというと、産業用ロボットには「教示操作盤」という、家庭ゲーム機と同じようにコントローラがついています。これでロボットのアームを前後、左右、上下にボタン操作で動かすことができます。また自動で動かすためには、専用の命令を使ってプログラムを作成します。
教示操作盤
産業用ロボット(パラレルリンク型)
(2021年2月2日)
今年度も生産ロボットシステムコースの標準課題実習を開講しました。生産電気システム技術科1年生より5名が課題に取り組んでいます。
産業用ロボットを利用した生産ラインを模した実習装置を使用して、電子回路基板の自動検査の課題に取り組みました。課題実習発表会で、取り組んだ実習内容の報告を行いました。
これを基に、次の標準課題実習に取り掛かります。
実習装置
プログラム作成
動作確認中
発表会