(2020年12月18日)
令和2年11月13日から16日の日程で開催されました、第58回技能五輪全国大会に、九州職業能力開発大学校の学生2名がメカトロニクス競技にて出場しました。
メカトロニクス競技は、2名1チームで行う競技で、機械・電気・ソフトウェアを複合して1つのシステムを作成しますが、2人のチームワークも要求される競技となっております。九州職業能力開発大学校では、6月から放課後等を活用して練習を行い、大会に挑みました。
大会開始前に行う準備の様子
選手紹介
競技中の様子
競技終了後に撮影
競技結果は、企業チームの作業速度や正確性などに圧倒されましたが、組立・配線部分については、企業チームと遜色ない成績を収めており、学生も大会参加を通じて自信がついたようです。
大会出場した学生の声
大会当日はいい緊張感を持って、作業に集中することができ、とても良い経験ができました。
他のチームと競技することが初めてだったので、大会本番でしか味わうことができない緊張感を感じることができました。競技を通じて得ることができた知識・技能の他に、作業に取り組む心構えを今後の学生生活に生かしていきたいです。
また、同競技において、九州職業能力開発大学校の修了生が企業チームとして出場し、銀メダルを受賞しました。
(2020年12月07日)
12月7日(月)に開発課題「課題動作審査会」が開催されました。
開発課題は応用課程4年次の生産システム技術系3科(機械、電気、電子情報)の学生がチームを組み、それぞれの専門性を活かして、1年かけて下記のテーマに取り組んでいます。年度当初に各チームが設定した仕様を基に、装置やロボットを製作します。
今回の課題動作審査会では製作物の進捗状況の報告、実演をおこない、仕様の満足度、完成の度合いなどをチェックします。各チームとも熱心に報告し、当初の目標の達成にかなり近づいて来ているのがわかりました。
今後は来年1月の課題評価会、2月のポリテックビジョン展示に向けて、更なる完成度の向上を目指します。
【令和2年度 開発課題テーマ 】
1 学生ロボコン対応ロボットの開発
2 ピースピッキング試作装置の開発
3 協働ロボットの機能安全に係る近接システムおよび弁当盛付けシステムの開発
4 自律型トマト収穫ロボットの開発
5 海中ロボット「船底点検ロボット」、「養殖場点検ロボット」の開発
協働ロボットの機能安全に係る近接システムおよび弁当盛付けシステムの開発
自律型トマト収穫ロボットの開発
船底点検ロボットの開発
養殖場点検ロボットの開発
※新型コロナウイルス感染症防止のため窓を開け、エアコンを使用しています。学生は、手洗い、アルコール消毒、マスクの着用を徹底して実習を行っています。