木質耐震実験 建築施工システム技術科2年

(2020年8月26日)

 当校では、日本の建築にとって重要な安全性ついての学びが多くあります。その中で構造設計の基本は、実際の現場ですぐに役立つ知識・技術を身に付けるために、座学だけでなく最新の設備を用いた実習を通して学ぶことができます。
 この日の実験は、面内せん断試験機を使用して木造壁の評価方法について学びます。学生がアイデアを出し合って製作した木造壁の耐震データを実際に収集し、評価を実施して告示壁等のデータと比較することにより、データの収集方法、評価の仕方などを学習します。

 実験後、接合部のはがれ

 最新設備を用いた実習の様子

 実験後の検証

 実験後の検証

 記録されたデータの確認

実習の様子

バイス製作中 生産技術科2年

(2020年8月26日)

 生産技術科2年では、1年から実習で学んでいる汎用工作機械(普通旋盤、汎用フライス盤の両方)を使用して一人で一個の製品・バイスを製作します。現在、作業手順書をもとに、部品の製作に 取り組んでいます。  バイスとは「素材を動かないうように固定する道具」で、2面で素材を支える仕組みになっています。

 製作するバイス

 朝礼の様子

 加工方法の説明

 汎用フライス盤作業

 けがき作業
(加工に必要なしるしをつける作業)

 学生同士、教え合います

 8つの部品を製作します

 普通旋盤作業

 測定器具0.01㎜の精度が求められます

 作業手順書で確認しながら製作します

 学生同士、教え合います

製作の様子

開発課題仕様発表会 生産技術システム系3科

(2020年8月24日)

 当校においては、応用課程2年次に開発課題のカリキュラムがあります。これは、各テーマごと学生主体のグループで製品開発を進めるものです。生産系3科(生産機械システム技術科、生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科)では、専門分野の異なる3科が合同し、およそ10数名のチームによりテーマに臨みます。テーマは、企業との共同研究、学校独自の研究、学生ロボコンや競技会対応ロボットの開発など現在6つの発表がありました。

 開発テーマ仕様発表の様子

 質疑応答の様子

 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、1か月ほど開始が遅くなりましたが、夏休み短縮や土曜授業などにより、例年通りの開発時間が確保されています。この日は、6つの仕様発表がありました。発表後、4名の客員教授の講評で「従来よりも、充実した内容の仕様ができている」との評価をいただいています。これからこの仕様に基づき、来年の3月に向けて、開発が進められます。

5つの開発テーマ

  1. 1. 協働ロボットの機能安全に係る接近システム
     および弁当盛り付けシステムの開発
  2. 2. ピースピッキング試作装置の開発
  1. 3. 海中作業用ロボットの開発
     ・養殖場点検ロボットの開発
     ・船底点検ロボットの開発
  2. 4. 自律型トマト収穫ロボットの開発
  3. 5. 学生ロボコン対応ロボットの開発

開発テーマ仕様発表(各およそ10分)

1.協働ロボットの機能安全に係る接近システム
および弁当盛り付けシステムの開発

 2.ピースピッキング試作装置の開発
(企業との共同開発のため動画は掲載できません)

3.海中作業用ロボットの開発
養殖場点検ロボットの開発

3.海中作業用ロボットの開発
船底点検ロボットの開発

4.自律型トマト収穫ロボットの開発

5.学生ロボコン対応ロボットの開発

技能五輪全国大会出場決定 電気エネルギー制御科2年

(2020年8月18日)

 第58回技能五輪全国大会が11月13~16日に愛知県で開催されます。当校は、昨年に引き続きメカトロニクス職種に電気エネルギー制御科の学生が参加します。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、この大会の選考会にあたる若年者ものづくり競技大会が中止になりましたが、昨年度の成績など今までの実績により出場権が与えられました。

 二人の学生は、ほぼ毎日、授業後に練習し11月の大会まで続きます。メカトロニクス職種は、多くの大手企業の参加と技能五輪国際大会の出場選考会も兼ねているため競技レベルが非常に高いものとなっているためです。学生のひとりは「企業の人を驚かせるように頑張りたい」と意気込みを語っています。

 先生による指導。当校の先生は、大手企業メカトロニクス職種参加のためのマニュアル作りにも関わっています。

第3回建築設計競技会に向けて 建築科2

(2020年8月17日)

 専門課程2年では、これまでの学びの集大成として総合制作実習があり、テーマごとに学生主体のグループワークによって取り組みます。そのうちの一つのグループが建築設計競技会に挑んでいます。この競技会は、社団法人実践教育訓練学会主催で今年で3回目。7月末の締め切りに向けて頑張っています。昨年度の競技会において当校は「2等株式会社アイディホーム賞」を受賞しています。
 今年のテーマは、「環境に配慮した住宅」。学生の考えたコンセプトは「川風を取り入れる」、「土壁の家をつくる」で、立地の条件を利用した住宅を設計するため、建築現場を小倉北区の紫 川沿いに設定し、実際に現場に行って環境などを調べ制作しています

 建築科総合制作実習全体の朝礼

 テーマ別の朝礼

 制作中の様子

制作中の様子

スポーツの時間 建築科1年

(2020年8月7日)

 新型コロナウイルス感染症防止の影響で、学生は授業時間がタイトになり、宿題が増え、夏休みが1週間に短縮されと、とてもハードな状況にいます。それでも、毎日、目標に向かって頑張っています。この日は、久しぶりのスポーツの時間。皆、思いっきり声を出して楽しんでいました。

※密にならないのように、体育館と屋外に分かれています。

スポーツの時間 建築科1年

鋼構造実験 建築施工システム技術科2年

(2020年8月5日)

 応用課程では、建築施工を中心に学びを進め、建物が設計通りの品質で安全に造られるための構造についても実験などを通して学びを深めます。この日は、梁ウェブ溶接部破断の載荷実験が行われました。学生が溶接、ボルト施工、組立まで行って実験素材の鋼構造物を製作し、この実験を通してその耐性について検証を行いレポートにまとめます。建築系では建築施工職種に就く学生が多く、即戦力として基本を身に付ける機会となります。

 試験機と破断した鋼構造物

 実際の現場を模しています。

 実験の様子

 検証するためのデータを記録しています

 実験の結果

 実験後、検証のための記録撮影

 実験後、検証のための記録撮影

 溶接部が破断しています。

実験の様子

NHKロボコン2020出場を目指して 応用課程開発課題学生ロボコンチーム

(2020年8月5日)

 2019年度学生ロボコンチームは、「NHK学生ロボコン2019」本選に出場することができました。その功績により当機構本部の開発課題コンクールにおいて「最優秀賞」を受賞しました。2019年度のメンバーは今年4月に就職し、それぞれの職場で学んだ専門分野を活かしています。  現在、今年の2020年度学生ロボコンチームは「NHK学生ロボコン2020」に向けて開発を進めており、1月の第1次ビデオ審査を通過し、第2次ビデオ審査に向けて調整中です。新型コロナウイルス感染症の影響がありましたが、今のところ開発は順調に進み、本大会出場への期待が高まっています。大会は8月23日(日)に東京で行われる予定です。 この日は、校長から、指導員先生に対する最優秀賞の盾の授与と今年のチームへ激励がありました。

NHK学生ロボコン2019

 2019年学生ロボコンチーム

 NHKロボコン2019出場

 4脚ロボットMR-2

 全方向移動ロボットMR-1

NHK学生ロボコン2019本選の様子

 当機構から頂いた最優秀賞の盾

NHK学生ロボコン2020

 2019年度担当先生に盾が贈られました

 岡田校長から2020年度学生ロボコンチームへ激励

授与の様子

 2020年度学生ロボコンチーム

 開発中のロボット

 開発中のロボット

 チームで開発します

 プログラムの調整中

 スムーズに操作できるように調整中

開発、調整の様子


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