(2020年2月10日)
総合合格率(学科と実技)が毎年20%台の難関資格「二級建築士国家資格」に当校より9名の学生が合格しました。令和元年の総合合格率は、22.5%(学科42.0%、実技46.3%)。二級建築士の試験では、学科(建築計画・建築法規・建築構造・建築施工)の筆記試験と実技(手描きの設計製図)があります。当校では、建築士を学べる科として、建築科(専門課程)が設置されています。建築科では設計、施工、設計ソフトの操作など、建築物を造るために必要な幅広い知識を身につけることができます。さらに少人数制により、専門先生よりきめ細やかな指導を受けることができます。
二級建築士に合格した9名のうち7名のみなさん
当校建築科2年間の課程を修了することにより二級建築士受験資格を得ることができます。(建築士法15条による)。二級建築士は、都道府県知事により認可された国家資格で、主に「戸建住宅の設計、施工管理」を行います。
(2020年2月7日)
令和2年1月24日(金)、当校において合同企業研究会が開催され、45企業の担当者様にお越しいただきました。その中で、今回、学生が地元企業で働くことができるようにと「北九州市で働ける企業」のブースを14設置しました。当校学生は、専門課程1年、応用課程1年のおよそ200名が参加。また、他地域の当機構の学生や他大学校の学生にも参加いただきました。
参加した学生の中には、企業担当者から具体的な仕事内容、教育訓練方針、福利厚生など詳しく聞いてその企業に興味を持ち、インターンシップに参加希望する学生も見られ、これから本格的に選考が始まる就職活動への良いきっかけをこの企業研究会を通して得ているようです。
学務課長より開会あいさつ
当校体育館と教室に45のブースが設置されました。
200名近くの学生が参加しました。
この日、学生はひとり4つの企業の説明を
受けることができました。
参加学生の声
・初め緊張していましたが、気になっていた仕事の内容を詳しく知ることができたので興味がさらに湧きました。今度、その企業のインターンシップに参加することにしました。
・短い時間にもかかわらず、企業の内容を詳しく知ることができ良かったです。
・自分が望む職種に就職するのは難しいとあきらめていました。しかし、ある企業の担当者のお話しを詳しく伺い、自分のやりたいことができると知り嬉しかったです。今度、その企業のインターンシップに参加することにしました。
(2020年2月5日)
2020年1月17日(金)に建築科1年生が建築職業概論(建築の様々な職業を知る)の授業の一環として現場見学会を実施しました。
福岡市博多区に本社を置く上村建設株式会社が施工する、(仮称)シェラ北方新築工事の現場です。この建設会社には、当校修了生が数多く就職し活躍しています。
初めに当校修了生入社3年目の山門亮哉さんが、建物の概要説明を行い、2グループに分かれ最上階から現場を見て回りました。
一通り見学を終え質疑応答の時間が設けられ、学生たちも積極的に質問し、現場監督の仕事への理解が少し深まったと思います。
現場は鉄筋コンクリート造7階建ての賃貸マンションで、すでに躯体は立ち上がり、内装工事の施工中でした。
学生たちは、授業で習っていた材料や構法が、実際の現場ではどのように使われているかを知り興味深く見ていました。
(仮称)シェラ北方新築工事の現場(後方)。上村建設株式会社の皆様と建築科1年生
最後に、お忙しいところわざわざ現場見学会を開催していただきました、上村建設株式会社皆様に感謝申し上げます。
(2020年2月3日)
1月8日(水)、応用課程建築施工システム技術科1年生が、大型建築物・超高層建築物の重量鉄骨の製造工事を行っている松井工業株式会社(福岡県粕谷郡宇美町)へ行きました。その鋼構造工場において、製造現場を見学し、担当者から直接お話を伺い、学生は、今後の実習に必要とされる「建築と鋼構造の関係」や「鋼構造建築物の管理手法」の理解を深めることができたようです。
ご協力いただきました松井工業株式会社のみなさま、有難うございました。
全体説明の様子
設計部における構造図説明
質疑応答の様子
質疑応答の様子工場内見学の様子