(2019年9月26日)
当校では、地元企業へのインターンシップを積極的に進めています。企業において当校での学びがどのように活かされるか、企業の求める人物像(働くための心構え)はどんなものか、そして職業選択に役立つことを目的としています。
これは、授業の一環として、希望する科において10月初めの2週間に渡り行われるものです。
建築施工システム技術科1年生へ学務課長よりインターンシップの目的についての説明
昨年度、インターンシップ参加学生の声です。
・授業内容と密接に関わるものがあり、授業に対する姿勢が変わった。
・設計の仕事を経験して、自分の基礎知識のなさを痛感した。これからの学校生活で、自分がどのように授業に取組めばいいのかが明らかになった。
・製品を作っているときには、お金が発生しており、また納期があるため、時間管理、効率的な働き方の大切さがわかった。
と、インターンシップ に参加することによって、働くことを実感し、当校での学びの意義を知り、そして今後の学び方の指針を得るなど良い結果が得られています。
(2019年9月20日)
夏休み明けの9月から2 週間、電子情報技術科では集中実習を行っています。
今回の課題の一つは、「7セグメントLED 表示装置の製作、測定」です。7セグメントとは、アラビア数字を7つの面の LED で表示する装置で、身近なものでは、キッチンタイマーがあります。基盤の制作、部品の選定、はんだづけ、そしてプログラミング、最後に先生による動作確認が行われます。
7セグメントLED表示装置
ハードウエアの製作、真剣です
図面によるチェック
ミリ単位の細かい作業です。
先生による動作確認
プログラミング
動作チェックの様子
(2019年9月17日)
9月13日(金)第14回若年者ものづくり競技大会の表彰式が福岡県庁で行われ、福岡県福祉労働部 神代 暁宏部長より賞状とメダルが他校の受賞者とともに授与されました。
当校は、今回の大会でフライス盤職種「銀賞」、旋盤職種「敢闘賞」、メカトロニクス職種「銀賞」を頂きました。メカトロニクス職種は、今年11月に愛知県で開催される「技能五輪全国大会」の出場権を獲得。現在、二人の学生は毎日練習に励んでいます。
*福岡県庁での表彰式
*校長、副校長への報告
フライス盤職種 生産技術科2年生
大会では、ほとんど緊張せず、体が自然に動いていた。
今後は、後輩が来年の大会で金賞を獲れるようにサポートしたい(本人より)。
旋盤職種 生産技術科1年生
高校生の時に同じような大会に2回出たので、緊張はしなかった。
来年も出場できるので、今年よりも良い成績を獲りたい(本人より)。
メカトロニクス職種 電気エネルギー制御科2年生
大会では、実力を出し切れなかった。
今年11月の技能五輪では、企業のチームと互角に戦えるようにしっかりと準備して挑みたい(本人より)。
校長より祝辞
今回、指導された先生と4名の学生、おめでとうございます。
(2019年9月6日)
生産電子情報システム技術科1年の有志2名が、8月30日(金)に開催された九州夏ロボコン2019に参加しました。結果は8チーム中、3位。健闘しました。この大会は九州大学校創造工房ロボコンチーム(KURT)主催で、大学校間での技術交流および親睦を深めるために毎年開かれています。
夏休みの間に準備をしました。
生産電子情報システム技術科1年(大学校3年相当)2名
2台のロボット(有線、自律型)の協働作業による競技です。
マジックハンドを搭載したロボット
ウーハイ(ゴール)達成の瞬間
九州大学校伊都キャンパスで開催されました。
二人の学生は
「他大学校の学生は、多くのことを詳しく知っていて知識の豊富さに圧倒されました」
「それぞれ個性的なロボットを作っており、とても参考になりました。これからのロボット作りに対して、良い刺激となりました」
と、貴重な経験をしてきたようです。
大会の様子
(2019年9月2日)
社団法人実践教育訓練研究会主催の第2回建築設計競技会に、当校の建築科2年の一つのグループ(4名)がエントリーした『共食(きょうしょく)~よしみを結ぶ~』(店舗併用住宅)は、2等株式会社アイディホーム賞を受賞しました。
8月23日(金)に東京都立産業技術高等専門校においてプレゼンテーションを行い、その後、場所を変え東京電機大学校で表彰式が執り行われました。
制作にあたった4名を代表し建築科2年の学生が出席。
発表時間6分、質疑応答4分の計10分間のプレゼンテーションを行いました。
「共食~よしみを結ぶ~」の内装イメージ
表彰式
東京電機大学校で行われた表彰式
制作の様子 KJ法によりコンセプトを考えています。
審査員の講評
「子ども食堂をテーマとして、子どもを中心に地域の人々を繋ぎ、さらには地域交流が深く子育てがしやすい町をPRしようとする提案である。地域で取り組むことを目標としている持続可能な開発目標を計画に取り入れ、実現可能なレベルまで緻密に設計されている点が高く評価された」。
制作にあたった4名の学生(建築科2年)
学生のコメント
「賞をいただけて嬉しい。このコンセプトはKJ法によりとても良くできたと思う。しかし、そのコンセプトに設計の内容が伴っていないと実感しているので、今後の学びをさらに充実したい」(要約)。
「共食~よしみを結ぶ~」の外観イメージ
「共食~よしみを結ぶ~」の内観イメージ
校長・副校長に受賞報告
おめでとうございます。