(2019年8月20日)
九州大学校創造工房ロボコンチーム(KURT)主催のロボット競技大会に向けて、応用課程1年生の有志二人がロボット製作に励んでいます。この大会は九州地区のロボット競技チームの技術交流および親睦を深めることを目的として九州大学校伊都キャンパスで毎年開催しているものです。
ロボットの動きをコントロールするためのプログラミングをしています
モーターなどの部品を組み込んでいます。
すでに夏休みに入っていますが、このうちの一人は入校当初からの「NHKロボコンに出たい」という強い願いがあります。それを先生に申し出て、仲間を募い、その準備段階として、この大会のロボット製作を楽しんでいます。さらに、九州大学校創造工房ロボコンチームや他の大学校の学生との交流を楽しみにしています。
(2019年8月9日)
7月30日(火)~8月1日(木)、マリンメッセ福岡を主会場として開催された第14回若年者ものづくり競技大会に参加しました。この大会は、職業能力開発施設や工業高等学校などで技能を習得中の20歳以下の若年者を対象に行われ、今年は全国からの443名が15職種でものづくり技能を競いました。
当校からは、旋盤職種1名、フライス盤職種2名、メカトロニクス職種1チーム(2名)、建築大工職種2名が参加。そのうち3職種に入賞することができました。
・旋盤職種:敢闘賞
・フライス盤職種:銀賞
・メカトロニクス職種:銀賞
*旋盤職種 敢闘賞
生産技術科1年 T.Oさん
競技中
提出前の洗浄
受け取り検査
フライス盤職種銀賞
生産技術科2年 Y.Sさん
競技中
提出前の洗浄
受け取り検査
メカトロニクス職種 銀賞
電気エネルギー技術科2年
D.Yさん D.Hさん
競技中
審査員による立会い
審査員による審査中
メカトロニクス職種は、今年11月、愛知県で開催の技能五輪全国大会の出場権を獲得しました。
(2019年8月8日)
当校では、夏休み前の2週間集中実習の時間を設けています。この日は生産技術科1年生が生産電気システム技術科(応用課程)の先生から、トランジスタを利用した電流増幅回路について授業を受けていました。専門分野以外の科目を集中して学ぶことにより、理解を深めることができ、今後、総合制作実習などで必要となる他分野の基礎を身につけることができます。
ブレッドボードに回路を組み、実際の測定をとおして電流変化の計算方法を学んでいます。
(2019年8月5日)
二級建築士の試験は、一次試験では建築計画・建築法規・建築施工の学科試験があり、二次試験では手描きによる設計製図の試験があります。当校では、建築科(専門課程)を修了すると建築士法第15条に定められた受験資格が与えられます。この国家資格は、合格率20%前後のとても難しいものです。その中で昨年(平成30年度)は、学科と製図の総合合格率25.5%のなか当校から5名の学生が合格しました。
今年は、およそ25名ほどの建築施工システム技術科(応用課程)の学生がこの試験に挑戦します。建築士の夢に向かって、一歩一歩頑張っています。
夏休み初日ですが、9月の試験に向け特別授業を受けています。
今年の課題「夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)」
仕上げの段階です。
真剣な眼差しで図面を描いてます。
(2019年8月2日)
7月23日(火)建築科1年生が当校体育館において、紙コップを使ってアート作品を製作しました。この学びは、形、光と影、全体のバランスなど建築デザインに必要な立体造形感覚を身につけることと、グループワークを通して、ともに考え、行動し、チームワークを楽しみながら学ぶものです。
タイトル:ホンマにピラミッド
話し合いながら製作しています
タイトル:新宝城
話し合いながら製作しています
タイトル:壊れかけの石崎
黙々と製作しています
タイトル:俺達のシンメトリー
真剣に製作しています
(2019年8月1日)
20歳以下の若者が技能を競う「若年者ものづくり競技大会」に、生産技術科2年生が参加します。昨年度は、同競技大会のおいて当校学生が銅賞を受賞しました。そして、その学生(現在、応用課程1年生)が今回出場する後輩の指導をしています。大会に向け、ほぼ毎日、練習に励んでいます。
エンドミルによる溝加工
加工後の寸法測定
加工後のバリチェック
微妙なさじ加減は経験により習得され、それが本人の技能となります。
大会まで、ほぼ毎日担当先生とともに練習をします。
これまで本人が作成した競技課題
競技時間は3時間です。
工程図に基づき作業を進めます
練習の様子
(2019年8月1日)
20歳以下の若者が技能を競う「若年者ものづくり競技大会」に、電気エネルギー制御科2年生の二人が参加します。メカトロニクスは、機械を電子機器によってコントロールする技術で、この競技は工場の生産ラインの構築、トラブル解決、メンテナンスを想定したものとなります。標準課題(2時間)、トラブルシューティング(30分)、メンテナンス(1時間30分)の3つの課題に二人で協力して挑みます。
手前が、課題の生産ライン。実際の生産ラインと同じ構成です。
プログラミング担当
生産ラインの制御プログラムを作成しています。
メカニック担当
搬送装置(ベルトコンベア)の組立てをしています。
二人で進捗状況を確認しながら進めています。
担当先生によるアドバイス
練習の様子
(2019年8月1日)
20歳以下の若者が競技を競う「若年者ものづくり競技大会」に今回は、建築科1年生2名が挑戦します。二人とも、工業高校出身で、「かんな」や「のみ」などの工具の扱いをすでに学んでおり、その上で当校の先生の指導を受けならが日々練習に励んでいます。
今回の課題は、木造建物の屋根の構造を想定したもので、競技時間は5時間15分です。「原寸図の作成」「木ごしらえ(かんながけ)」「墨付け」「加工組立て」の4つの工程を時間内に仕上げます。
競技課題
原寸図の作成
墨付け
加工精度に大きく左右するため、時間をかけて慎重に作業します。
墨付け
加工精度に大きく左右するため、時間をかけて慎重に作業します。
担当先生によるアドバイス
練習の様子
(2019年8月1日)
20歳以下の若者が技能を競う「若年者ものづくり競技大会」に今回は、今年4月に入校した1年生が参加します。本人は工業高校で機械加工を学び、その技術・技能と将来性を当校の先生により認められ出場となりました。大会に向け、ほぼ毎日、練習に励んでいます。
外径加工
加工後の測定
測定値に基づいて切り込みを入れています
微妙なさじ加減は経験により習得され、それが本人の技能となります。
大会まで、ほぼ毎日担当先生とともに練習をします。
これまで本人が作成した競技課題
競技時間は3時間です。
工程表。
この課題は7つの工程により仕上げます。
3時間以内に仕上げられるように各工程の目標時間を定めていて、その時間を担当先生が計測しながら練習しています。
練習の様子