(2019年1月26日)
生産技術科2年の総合制作実習では、一軸テーブルを4名ほどのグループで製作します。
機械設計(CAD)、機械加工(旋盤、フライス盤など)、制御(PLC)という流れの中で製作し、2年間の学びの集大成になります。
一軸テーブルは、水平方向へテーブル(仕事台)が移動するもので、テーブルには上下に移動するハンドが装着されています。機械系だけではなく、電気・電子・制御などの知識を組み合わせた総合的な技術が必要です。
それぞれの部品を工作機械で加工します。
加工した部品を組み立てるために調整します。
電気配線をしています。
電気配線をしています。
テーブルの動きを調整する様子
一軸テーブルの動き
(2019年1月22日)
産業用ロボットを活用した自動生産ラインの構築実習が昨年10月にスタートしました。期待と不安の入り混じるなかでしたが、仕様書どおりに一定の成果を上げ、今年1月より後期の実習に移ります。前期では、生産システム系の3つの科が個別に取組みましたが、後期では、その3科合同による全体的な自動生産ラインの構築を行います。ある学生は、「他の2科と合同で行なうため、今回以上にコミュニケーション能力が要求される。そのため、今回の実習で学んだことを活かしつつ、更なる制御技術の向上を目指したい」と抱負を述べていました。
外観判別ステーション 生産電子情報システム技術科
このシステムは、供給コンベアから送られてくる電子回路基板の外観検査を行い、
合否の判定を行ない、機能検査ステーションに送ります。
機能検査ステーション 生産電気システム技術科
このシステムは、外観判別ステーションから送られてくる電子回路基板の出力電圧、周波数を検査し、
組み立てステーションに送ります。
組立て・仕分けステーション 生産機械システム技術科
このシステムは、機能検査ステーションから送られてくる電子回路基板を良・不良品に分け、
良品をケースに梱包し、良品ストッカーに格納します。
この良品にボタン
電池を取り付ける機能を追加するため、ボタン電池組立て装置を製作しました。
(2019年1月20日)
二級建築士の試験では、一次に建築計画・建築法規・建築構造・建築施工の学科試験があり、二次に手描きの設計製図の試験があります。九州ポリテクカレッジでは、建築科(専門課程)を修了することにより建築士法15条に定められた受験資格が与えられ、修了年(応用課程1年次)には試験を受けることができます。
合格率は毎年20%前後の難関資格。平成30年は、学科と製図を通した総合合格率25.5%のなか5名の学生が合格することができました。建築士への夢に向かって地道な努力が実を結んでいます。おめでとうございます。
二級建築士試験に合格されたみなさん
(2019年1月8日)
12月7日~9日、北九州市若松区にある九州学術研究都市の体育館においてトマトロボット競技会が開催されました。この大会は農産物の生産にロボットが活用されること目的に開かれ、今年で5回目になります。デリケートなトマトを相手に、収穫の速さとトマトを傷めずに優しく収穫できるかを競い、その開発された技術が実際の農作業に導入され、普及することを目指しています。
ポリテクカレッジは、自律型ロボットで参加。フリースタイルで優勝。総合では準優勝。さらに、優秀な自律型ロボットを開発したチームに贈られる響灘菜園賞をいただきました。
大会前、連日の調整
競技前の調整(会場にて)
競技中
収穫中
表彰式
生産システム系3科の共同開発メンバー