標準課題発表会生産電気システム技術科1年生

(2018年12月10日)

 12月6日(木)標準課題は4~5名のグループで発電電力制御システムと機能検査ロボットシステムを製作するもので、この日、グループごとにデモンストレーション、製作過程の発表が行われました。

*グループワークで製作します。

パワーコンデショナー

機能検査ロボット

コンセプトに基づく仕様書作成、部品調達などのコスト管理、3ヶ月の納期と実際の製品を想定して製作されます。

*発電電力制御システム

これが製作したパワーコンデショナー(インバーター)
太陽電池で作った電気を家庭で使用できるように、直流電力を交流電力に変換するものです。

*デモンストレーション

デモンストレーションの様子。教職員や専門課程2年生に説明しています。

*発表会

発表の様子。このようにスーツを着用して正式に行ないます。

*学生の感想

・決まった予算や期限内に設計から製作、評価まで一貫して行なうことがいかに難しいかを実感した。
・グループワークにおいて、作業を同時進行し円滑に進めるためは、いかに情報を共有することが大切であるかを学んだ。
・基板の設計・製作、プログラムなど、今まで学んだ知識を活かすことで、回路の動作原理や基本技術をあらためて理解することができた。
・製作途中では、ICの破損やハンダ不良によって予想していた結果を得ることができず、原因を探るため時間を要した。今回の反省点を今後の開発課題や就職活動に活かしていきたい。

*機能検査ステーションシステム

 今年10月から、始まった生産ロボットシステムコース。これは、企業において産業ロボットシステム設計ができる人材の需要が高まっていることを受けて、標準課題の中で行なわれ、各科から5名ずつ担当することになりました。

生産電気システム技術科が担当する機能検査ステーション
外観判別ステーションから送られてきた基板の出力電圧、周波数を検査し、組み立てステーションに送る作業を自動化するシステムを製作します。

発表の様子

実習の様子

*結果と学生の感想

・製作したロボットシステムが、仕様書どおりに動作を行なうか、デバック担当者が確認し、その後、担当先生が動作検証した。その結果、仕様を満たすロボットシステムであることが確認された。また、基板一枚にかかる時間は、最速30秒であった。

・次の課題では、生産電子情報システム技術科と生産機械システム技術科と合同で行なうため、今回以上にコミュニケーション能力が要求される。そのため、今回の実習で学んだことを活かしつつ、更なる制御技術の向上を目指して行きたい。

イルミネーションが毎日西部会館前に展示されました。

(2018年12月7日)

 電子情報技術科2年生がおよそ2ヶ月かけて完成させたイルミネーションが、今年の冬も毎日西部会館前に展示されました。


*イルミネーションの内部はこのようになっています。

配線されたおよそ1,000個のLEDとマイコンを組み込んだ電子回路です。

およそ1,000個のLEDは、ひとつずつ慎重に半田付けされます。

木枠を作っています。5名ほどのグループで、検討中です。

マイコンに組み込むプログラムを作ります。

電子回路も設計・製作します。

こんな感じで製作しています。


*イルミネーション毎日西部会館に12月27日(木)まで、展示されています。

12月27日(木)まで 17時~23時点灯

毎日西部会館 〒802-0081北九州市小倉北区紺屋町13番1号

本ページにおいては、外部サービスとしてGoogle MAPを使用しています。

第32回ポリテクフェスティバル(学園祭)が開催されました。

(2018年12月6日)

 11月10日(土)、11日(日)の2日間にわたり、第32回ポリテクフェスティバルが開催されました。学生による12の模擬店、お笑い芸人、ローカルアイドルなどのステージイベントが学園祭を盛り上げていました。また、地域のみなさまにも多数ご来場いただき有難うございました。

学園祭実行委員会手作りのステージバックボード

気持ちの良い小春日和の2日間でした。

たこやき、ホットケーキ、焼き鳥、焼きそばなど、およそ12種類のメニューがありました。


アグリビジネス創出フェア2018に出展しました。

(2018年12月6日)

 11月20日(火)~22(木)、東京ビッグサイトで開催されたアグリビジネス創出フェアに当大学校から出展しました。このフェアは農林水産省主催で、研究機関の間や研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術交流展示会」です。
 当校からは、「地産ランバー材による木質耐力壁の開発」と「自律型海中ロボットの開発」を展示しました。

会場の東京ビックサイト

開発している学生による説明

開発している学生による説明

木質構造施工課題実習 建築施工システム技術科1年生

(2018年12月5日)

 建築施工システム技術科1年生では、木質構造施工課題実習という科目で、実大の木造軸組住宅を施工します。専門課程での学習を踏まえて、設計検討から始まり、施工図作成、工程の検討、材料の積算発注、施工や竣工検査まで一連の課題に挑みました。今まで、図面を描いてはいたものの、実際に施工すると間違っていたり、加工ミスがあったりと苦労しましたが、仲間同士お互いコミュニケーションを取り合いながら、無事完成することができました。


*完成した木造軸組住宅の外観と内装

 骨組みと内装までで完成です。屋根や外壁は骨組みが分かるようしているため、一部しか板を張っていません。

天井と壁の内装

床の内装


*施工の様子

木材の加工

基礎

足場の立ち上げ

骨組みの完成

内装材の加工

内装施工

建築施工システム技術科1年生のみなさん

協働ロボット導入研修が行なわれました。

(2018年12月4日)

 協働ロボットとは、安全柵なしで人の近くで人と一緒に安全に働くことのできるロボットです。


*これが今回導入された協働ロボットです。


・UNIVERSAL ROBOTS(デンマーク製)
・多間接ロボット(6軸あり、人の腕と同じような動きができます)
・人や物に接触すると安全に止まるロボットです。
・今後いろいろなところで活躍が期待されています。


 日本の代理店の方による導入研修の様子。(この日の担当者は、入社3年目の当大学校の生産電気システム技術科修了一期生でした。ポリテクカレッジでは「このような実機を用いた実習が多く、それが今の仕事に大いに役立っている」とのことでした)

 日本では、少子高齢化に伴い製造業における人手不足が深刻な問題となっています。協働ロボットは、その解決手段として現在最も注目されていて、特に製造業において導入が加速されています。
 この日の研修は、「協働ロボットの機能安全に係る接近検出システム」を開発している生産系3科の学生に対して行なわれました。協働ロボット自体は人やモノに接触し、一定以上の力が加わると停止しますが、ロボットの先端部が顔や目にぶつかった場合には危険性があるため、開発中のシステムは、実際にぶつかる前に人やモノを検出し、減速や停止信号を出すためのシステムです。この協働ロボットは、その開発したシステムと連動して検証するため導入されました。

業界研究セミナーが行なわれました。

(2018年12月3日)

 11月下旬に就職支援プログラムの一環として、業界研究セミナーが行なわれました。専門課程1年生と応用課程1年生対象に各系ごとに行なわれ、14の企業様より指導員の方をお招きし、講演していただきました。
 この日は、電子情報系の業界研修セミナーとして情報通信関連、半導体・電子部品関連、情報セキュリティ関連の講義が1日かけて行なわれ、以下の内容について伺いました。
  1.各業界の日本および世界における位置づけについて。
  2.各企業の製品の特徴とシェア(売り上げ)について。
  3.各業界の展望(今後、力を入れる分野など)について。
  4.具体的な仕事の内容について
 業界研究は企業を知ることですが、その企業を取り巻く状況(日本や世界での位置づけ)についても知ることの大切さを教えられました。

 この日は、電子情報技術科1年生、生産電子情報システム技術科1年生が受講。今年4月に入社したばかりの当大学校の修了生にも来ていただき、就職活動の経験やアドバイス、そして、在校中に学んだことが活かされている現在の仕事内容や職場環境について具体的に話をしていただきました。


ページトップへ