(2018年10月20日)
11月10日(土)、11日(日)に学園祭「polytech Festival」が行われます。様々な企画やお笑い芸人、アイドルの方々がステージを盛り上げてくれます。また、ものづくり体験教室も行われます。ぜひ、足を運んでみてください。(学生自治会より)
*学生自治会による学園祭の準備(ステージのバックボード作り)
*昨年2017年度 第31回学園祭(ポリテクフェスティバル)の様子
(2018年10月19日)
10月17日(水)福岡県庁において、第56回技能五輪全国大会の壮行会が行われ、小川県知事より激励のことばをいただき、選手代表に県団旗が手渡されました。
この大会は、11月2日から11月5日まで沖縄県で開催され、福岡県からは11職種21名が、全国からは42職種1,292名が参加。51名が参加する電子機器組立てには、当大学校から生産電子情報システム技術科2年の上村 雄一朗さんが昨年に引き続き挑みます。
*福岡県庁における壮行会の様子
(2018年10月18日)
9月29日(土)地元にある「志井やるKIDSクラブ」の子供たちが当校で“ものづくり”を体験。当日は23名の小学生と保護者の方々が参加され、当大学校のボランティアサークルの学生と一緒に“ものづくり”を通して交流しました。学生は、子供たちとのふれあいによって、普段の学校生活では得ることのできない貴重な体験をさせていただいています。参加していただいた皆様、有難うございました。
*キャラクターキャンドル作り
(2018年10月17日)
10月4日(木)、5日(金)開発課題中間発表会が行われました。開発課題は、生産システム系3科の応用課程2年生(大学校4年相当)がグループで行なう修了研究で、科を越えてチームを組み、与えられたテーマに沿って課題に取組むものです。4日は生産システム3系によるグループ発表、5日は各科での個人発表が行なわれました。
6月に仕様書を作成してから4ヶ月。開発の進捗状況、新たに出てきた課題や変更点など製作途中の製作品を前に発表。10月にある競技会に参加するロボットは、それぞれ順調な仕上がりをしているようでした。海中ロボットは、10月12日、13日に沖縄で競技会があり、門司の海での試走では、完走でき、タイムも期待できるくらいに出ているそうです。ETロボコンは、10月14日に地方大会があり、試走会では難しい課題も参加チームのなかでは唯一クリアできているとのことでした。その他のテーマも限られた予算のなかで、データ収集、課題点の考察、仕様変更、性能評価を繰り返しながら目標に向かって開発を進めています。
*和菓子梱包装置の開発(K棟101 9:15~9:45)
和菓子梱包装置
この装置は、広島県にある和菓子メーカー様より開発依頼を受けて取組んでいます。
和菓子と脱酸素材を固定して封入する装置で、自動化、小型化、正確な動作を目指して開発・制作に取組んでいます。
*トマト収穫ロボットの開発(K棟101 9:50~10:20)
自律型トマト収穫ロボット
この装置は、日本の農業就業人口の減少、高齢化の問題を解決するために取組んでいる開発課題です。特にトマトは収穫量が比較的多いことから収穫の自動化が期待される農作物です。2014年より開催されている「トマトロボット競技会」は、地域の農園や企業などと連携しており、農業用ロボットの実用化と普及を目指しています。
*協働ロボットの機能安全に係る接近システムの開発(C棟103 10:35~11:05)
協働ロボットの機能安全に係る接近検出システム
従来の産業用ロボットは、安全上、柵などで隔離されていますが、協働ロボットは、人と一緒にいても安全に働き、様々な環境下において使用できるようにコントロールされる人と共存できるロボットシステムです。本テーマでは、協働ロボットをより安全に使用することができるよう、ロボットの人や物に対する接近を検出するシステムを開発します。
*海中ロボットの開発(C棟103 11:10~11:40)
海中ロボット
海洋産業従事者や海洋研究者の調査においては、遠隔操作の水中ロボットではなく、ケーブルレスで自律航行する水中ロボット(AUV)の開発が求められています。当校の開発チームは、浅い海域での浅部地殻を詳細かつ広域に調査するため、より効率的な調査を行なうことのできる自律型海中ロボットを開発しています。
AUV : Autonomous Underwater Vehicle
*学生ロボコン対応ロボット開発(L棟205 13:10~13:40)
ETロボコン競技大会
・プライマリー部門:指定されたコースで同一の機体を使って、プログラミング技術を競う競技大会です。プログラミング技術の向上のために参加しています。
・ガレッジニア部門:「新しいもの」、「わくわくするもの」を生み出すことのできる技術者育成を目指した部門です。マイコン、センサープログラミングの技術が求められます。
NHK学生ロボコン:NHKが主催するロボットコンテスト。
*ピースピッキング試作装置の開発(L棟204 13:45~14:15)
ピースピッキング
ピースピッキングとは、物流における倉庫内作業の一つで、搬送先別に商品などを一個単位で仕分ける作業を指します。現在行なわれているピースピッキングの大半は手作業によるものであり物流コストのおよそ4割がこの人件費にあたります。また、少子高齢化に伴い人手不足も深刻な問題になっています。
そこで、このピースピッキングを自動化することにより、省力化、人手不足解消、商品価格を下げることを目的として、ピースピッキング自動化装置試作機開発に着手しました。
*計量システムの開発(L棟203 14:20~14:50)
計量システム
この開発課題は、一企業様より計量システムに使用している基板を自社開発するために依頼を受けたものです。現在、自動化ラインにおいては高い品質と生産性が求められ、そのためには精密な質量計測が必要となります。その精密な質量計測にはストレージ用基板というものが必要ですが、この基板は高価で、また、海外の電子部品が使用されています。そこで、開発チームでは、低コストで質量計測に特化した基板の実用化を目指しています。
(2018年10月16日)
今年7月に行なわれた国家検定・機械加工技能士2級に、旋盤6名、フライス盤7名の生産技術科2年の学生が合格しました。現在は、コンピュータ制御によるNC 工作機械での加工が主流ですが、手作業による汎用工作機械を用いた技能習得は今後も欠かせない要素に変わりありません。技能検定試験は、制限時間のなかで、できばえ、寸法精度、作業態度が問われるため、試験に合格することによって「技能士」として資質が証されます。
この検定は生産技術科2年の7月頃にありますが、当大学校では、1年生の10月頃から、技能検定試験および若年者ものづくり競技大会に向けての実習を始めています
*生産技術科1年生 旋盤実習の様子
*生産技術科1年生 フライス盤実習の様子
(2018年10月12日)
10月1日から2週間、当校では各科において集中実習が行なわれます。電気エネルギー制御技術科1年では、スイッチ、コンセント、パイロットランプ、自動点滅器などを使用し、およそ2メートル四方の板の上に電気配線を図面に従って組み立てます。
これは、一般住宅や工場の電気配線の基本を学ぶためのもので、第二種電気工事士資格の技能試験の内容にも繋がるものです。
*実習の様子